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執筆者の写真 Ryota Kurihara

「The Expertise Economy」 内容紹介 その4(7章、8章)

更新日:2022年3月14日


先日このブログで紹介した、「The Expertise Economy」が正式に発売されました。 今回が最後となりますが、7章と8章の概要を紹介します。サブタイトルは弊社で追記いたしました。

【目次】 〇Chapter 1: How We Really Learn 〇Chapter 2: Make Learning a Competitive Advantage 〇Chapter 3: Embrace Personalized Learning 〇Chapter 4: Combat Content Overload 〇Chapter 5: Understand the Power of Peers 〇Chapter 6: Succeed with the Right Technology ●Chapter 7: Analyze Skills with Data and Insights ●Chapter 8: Make Expertise Count

7章:Analyze Skills with Data and Insights ~データと洞察によるスキル分析~ 人材育成においてもデータ分析は必須スキルの一つとなってきています。 データ分析においては、データがとても重要です。 今までは、出席率や合格率、修了率といった分析をすることしかできなかったかもしれませんが、これからは、もっとビジネスに直結した分析をすることが可能になってきます。 データ分析をうまく進めている企業の例を参考に、データ分析モデルの考え方を紹介しています。

8章:Make Expertise Count ~専門知識を増やす~ これからの企業において、従業員のリスキル、アップスキルは重要な経営戦略の一つになってきます。また、従業員にとっても、自分のスキルを磨き続けることは、人生において重要なポイントです。 ここではスキルを軸にしたタレントマネジメントの考え方を紹介しています。

人材育成部門にとっても顧客志向は重要であり、人材育成部門にとっての顧客は従業員です。 教えるという観点だけでなく、マーケティングの観点をもったアプローチは言われてみれば、当たり前の考え方であることに気が付きます。

「The Expertise Economy」のご紹介は、今回が最後です。

この書籍全般においては、スキルに対するとらえ方を変えていくことが重要だと気づかされます。スキルは、企業にとっても従業員にとっても共通言語となっていくでしょう。 もちろん、スキルの証明や評価などの課題はありますが、スキルの活用と共に解決されていくのではないでしょうか。

どの章から見ても理解できますので、関心の高い章から見ても面白い本になっています。また、イントロダクションとエンドノートだけでも面白い内容となっています。

特に、企業において、チームや個人の成長を推進したい方や、デジタル学習環境への取り組みを検討されている方にはお薦めです。 英文ですが、ぜひ、読んでみてください。

株式会社ディーシェ https://www.disce.co.jp

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