スキルデータディクショナリ Part 2:構成

原文「Skill Data Dictionary Part 2: Organization


スキルデータディクショナリシリーズへようこそ。Part 1をまだお読みでない方は、スキルデータの基本について説明しているPart 1もお勧めします。


このブログでは、Part 1の基本編を超えて、組織のスキルデータを構造化する様々な方法にテーマを拡げます。スキル戦略を持つ意味や、スキル分類法やスキルオントロジーにどう関連するかについて、市場には多くの重複する(または矛盾する)アイデアがあります。


これらのアイデアは本質的に単純ではありませんが、過度に複雑にする必要はありません。そのため、以下でそれらをすべて紐解きます。



スキルデータの構造化


スキル戦略


定義:従業員の能力を測定する方法としてスキルを優先したタレント人材開発のための戦略です。この測定値は、会社組織が遂行する必要のある業務と、社内のキャリアオポチュニティに合わせて調整されます。スキル戦略は企業によって大きく異なる可能性があり、アップスキリングテクノロジー、スキル分類法、スキルオントロジー、スキルクラウドを組み合わせて使用することも、使用しないこともできます。


重要度:コンピテンシーモデルとは対照的に(または組み合わせて)スキル戦略を使うと、従業員のアジリティが高まり、インターナルモビリティとキャリア成長のオポチュニティが得られます。



スキル分類法


定義:スキルをグループまたは「スキルクラスター」に分類・構造化する分類階層の仕組みです。スキル分類法は非常に構造化されており、通常は企業のビジネス目標にとって最も重要なスキルを含め、場合によってはスキルの定義も含みます。


重要度:分類法によって、どのスキルを持っているか、会社組織のニーズにどのように関連しているのか、次に何を学ぶべきかを従業員が理解するのに役立ちます。また、様々なカテゴリにどのスキルが含まれているかを示すのにも役立ちます。フレームワークの目的は、すべてのスキルを構造化することではなく、ビジネス戦略に関連する最も重要なスキルに関する情報を構造化することです。

スキル分類のこの適応は、Nesta.orgで最初に公開されました。



スキルオントロジー


定義:スキルと関係のセットです。


重要度:スキルオントロジーにより、会社組織はスキル間(さらには業務と従業員)の関係を定義・測定できます。様々な次元やプラットフォームで共通言語を作成し、スキルを理解するのに役立ちます。例えば、個人、チーム、企業によって、「UXデザイナー」を説明する定義と用語は異なります。スキルオントロジーは、そのすべてのデータを集約し、異なるシステムが同じエンティティについて取り扱っていることを認識し、それらの間の関係を構築することができます。別の視点でのオントロジーは、分類法内のスキルデータを維持、集約、単純化するのに役立つ「スマートシステム」であるということです。



スキルグラフ


定義:スキルグラフは、スキル間の関係を示し、役割、内容、他スキルに関連する機能にどのようにマッピングされるかを決定します。多くの場合、スキルオントロジーを視覚的に表現したものです。


重要度:様々なスキルが互いにどのように関連しているか、どのように密接に関連しているかを理解することで、AI(人工知能)とモデルがアップスキリングとキャリアモビリティオポチュニティをどのように提供できるかを把握することができます。スキルモデルの詳細については、ディクショナリ Part 1をご覧ください。



スキルクラウド(スキルインベントリ、スキルレジストリとも呼ばれる)


定義:既知のすべてのスキル用語を含む、組織全体のスキルのインベントリ(目録)。これは、組織のスキルリスト、オントロジー、分類法で区分されているスキルを評価するために使用されるデータセットです。基本的にスキルの信頼できる唯一の情報源でもありますが、分類法のようにスキルを順序付けたり分類したりすることはありません。


重要度:スキルクラウドは、組織全体でスキルを整理および標準化するのに役立ちますが、スキルクラウドだけでは、これらのスキルを実行可能な状態にすることはできません。スキルクラウドは単にクラウド上にデータがあるだけです。



スキルI / O


定義Degreedのスキル I/O(入出力の略)は、スキル、スキルデータ、上記構造を管理できます。スキル I/Oを使用して、分類法を作成し、複数のスキルソースを管理し、様々な分類法を統合し、企業組織内のスキルをまとめることができます。


重要度:分類法、オントロジー、グラフは、企業のビジネス目標に関連するスキルを理解するのに役立ちますが、スキル I/Oはその概念をまとめて実践することができます。


スキルデータの定義については、スキルデータディクショナリブログシリーズの最終回にご期待ください。またUltimate Skill Data Handbook(日本語版)を今すぐダウンロードください。


By Isabella Lazzareschi, Content And Managing Editor

March 10, 2021

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