Storyline3からStoryline360に切り替える場合は、おそらく初めてのソフトを使う時と同じようにナーバスになるかもしれません。例え、それが良い変化だとしても、変化は恐ろしいものです。
Storyline 360を開いた時に最初に気付くのは、幸いなことにStoryline 3とほぼ同じように見えることです。一見すると、インターフェイスの色を除けば、両者はかなり見た目が近いです。もちろん、もう少し深く掘り下げると、いくつかの違いに気付くでしょう。そして、これらの違いがStoryline360をより強力なものにしているのです。何が追加されているか、代表的なものを見てみましょう。
Insertタブから数百万点の素材集にアクセスできる
[Insert]タブを開くと、Content Library 360(何百万ものロイヤリティフリーの素材集)からキャラクター、写真、イラスト、アイコン、ビデオを追加できます。
Storyline3以前でもいくつかのキャラクターにアクセスできましたが、さらに多くのキャラクターが利用できるようになりました。
メディアライブラリですべての画像を管理する
[View]タブには、もう1つの優れた新機能であるメディアライブラリがあります。
コース内の素材を管理する適切な方法を模索している場合は、この機能を気に入るはずです。メディアライブラリを使用すると、Storyline 360を離れることなく、プロジェクト内のすべての素材を1つのウィンドウで表示、編集、置き換えることができます。すべての素材のワンストップショップであるだけでなく、時間節約する機能があります。
没入型インタラクションを作成する
Storyline 360で気付くもう1つの点は、360°画像を挿入して、没入型ラーニングエクスペリエンスを作成できることです。
360°画像にマーカーやホットスポットなどのインタラクティブな要素を追加したり、マルチメディアを埋め込んだりすることもできます。360°画像を使用することは、学習者が環境とインタラクションする必要があるコースを作成している場合、またはガイド付きツアーを作成している場合に最適です。さらに詳細といくつかのサンプルを確認するには、以下のリンクを確認してください。
現在、360°画像はパブリックベータ版です。これは機能の初期バージョンであることを意味し、ユーザーからのフィードバックがあればさらに機能を追加していきます。
更新されたトリガーパネルを使用して、インタラクションをより迅速に構築する
トリガーはStoryline3でもよく使用されていますが、Storyline360のトリガーパネルは処理効率を一段と高めます。Storyline 360のトリガーは、より早く簡単に作成や編集ができます。複数のトリガーを一度にコピーして貼り付けたり、一時的に無効にしたり、展開・折りたたむことができます。また、トリガーは色分けされているため、すばやく識別できます。
詳細については、以下のリソースをご覧ください。
プロがデザインしたテンプレートでワークフローをスピードアップ
Storyline 360の[slides]タブでは、Storyline 3の標準スライドレイアウトに加えて、ゴージャスでプロがデザインしたカスタマイズ可能なテンプレートにアクセスできるようになりました。
Content Library 360上の多数のテンプレートをすぐに使用できるので、グラフィックデザイナーに依頼することなく、すばらしいコースを数分で作成できます。
テンプレートの詳細については次の記事をご覧ください。Storyline 360: Using Content Library 360 Templates
チームスライドを使ってチームメンバーとコラボレーションする
Articulate 360 Teamsをご契約されている場合は、[slides]タブにある[Team Slides]を確認してください。ここでは、時間を節約し、作成したスライドテンプレートをチームと共有したり、他の人がライブラリに保存したものを使用したりできます。チームスライドは、目標スライドやナビゲーションスライドなど、すべてのeラーニングコースに共通なスライドが社内で利用する場合に最適です。
チームスライドの詳細については、次の記事をご覧ください。Using Team Slides for Collaboration
モダンプレイヤーでコースに新しい操作性を与えましょう
プレイヤー設定を開くと、Storyline 3で見慣れたプレイヤーと少し違って見えるかもしれません。これは、Storyline 360ではモダンプレイヤーが利用できるためです。モダンプレイヤーはモバイルデバイスを含めたすべての学習者がアクセスしやすくしているだけでなく、フォントや色の追加のカスタマイズオプションもあります。
Review 360向け、もしくはビデオとしてコースをパブリッシュする
[Publish]をクリックすると、新しいオプションがいくつか表示されます。1つ目は、Review 360に公開することです。
Review 360とは、Storyline 360とシームレスに連携してコースを公開し、共有する、Webベースのプロジェクトレビュー環境です。Review 360を使えば、コースを関係者の手にすばやく届けることができ、フィードバックを簡単に収集できます。
完全にWebベースであるため、レビュー担当者やステークホルダーは、アプリをダウンロードしたり、アカウントを作成したりする必要はありません。レビュー担当者にリンクを共有するだけで、レビュー担当者がコースを表示してコメントを追加できます。コメントバーを開いてフィードバックを入力するだけです。使い方はとても簡単で、コースのレビュープロセスがはるかにスムーズに進みます。
Review 360の詳細については、次の記事をご覧ください。3 Ways Review 360 is a Big Gift for Course Developers.
ビデオにパブリッシュすることもできます。これは、例えばコースの紹介ビデオを作成する場合に最適です。または別のプロジェクト用にGIFを作成する必要があるかもしれません。その場合は、Storyline 360を使用してアニメーションを作成し、ビデオにパブリッシュしてから、GIFに変換して好きな場所に埋め込むことができます。
これがどのように機能するかについてもっと知りたいですか?この記事をチェックしてください。New in Storyline 360: Publish to Video.
サマリー
もちろん、これらはStoryline 360のすべての新機能の完全なリストではなく、新しいインターフェイスで目立つ主要な機能だけです。Storyline 3にない、Storyline 360にだけ含まれる機能の完全なリストについては、このページの下部にあるリストを確認してください。
この記事により興味を持ち、Storyline 360でコースを作成してみようかと思っていることを願っています。しかし、始める前にもう少し情報が必要な場合は、以下のリンクもチェックしてください。
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