2019年の職場学習:ユーザー生成コンテンツ(User-Generated Content)

July 10, 2019

人材育成に関わる方にお勧めです。Degreedが掲載するブログをこのサイトでも紹介していきます。

 

2019年の職場学習:ユーザー生成コンテンツ(User-Generated Content)

原文「How the Workforce Learns in 2019: User-Generated Content

 

 従来通りのL&Dのやり方は時代遅れではありませんが完全なものでもありません。Harvard Business Publishingで行った、約800人の従業員、マネージャ、経営層に対する調査結果(近日公開予定)によると、人々は企業側が提供する学習および能力開発の機会に対して-25(マイナス25)というネットプロモータースコア(NPS)を示しました。ですので、人々(そして企業)が学習する方法に影響を与えるデータと洞察に焦点を当て、人々が求める方法とのギャップを埋めるべきです。今月はユーザー生成コンテンツ(UGC:User Generated Content)について話します。

 

 

すべてのコンテンツが同じように作成されていません

 私たちはデータを整理し、10人に4人の従業員が同僚と知識やスキルを積極的に共有していることを発見しました。しかし調査によると、既存の学習リソースを共有することが、新しいものを作成することよりも一般的であることも示しています。これはL&Dチームにとって2つのことを意味します。

 

 まず、ユーザーが見つけた、もしくは共有したコンテンツは、ユーザー(従業員自ら)が作成したコンテンツよりも学習戦略の中でより強力な部分を占める可能性があります。第二に、学習や能力開発の多くのチームが、ピアツーピア学習を奨励するための間違った解決策にお金・リソース・時間・努力を無駄にしている可能性があります。

 

 

ユーザー生成コンテンツ(UGC)は何が重要なのか?

 

 数年前、ガートナー社は、学習開発(L&D)チームの80%が、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を活用するであろうと予測していました。UGCは、費用対効果が高く、制作スピードも早く、コンテンツを正式に予算を取って制作したり、購入したりするよりも自社向けに関連性をより持たせることができます。また、新しいビジネスの取り組み、製品、プロセスについての情報を広めたり、新しいビジネス機会、脅威、洞察を理解するための効率的かつスケーラブルな方法にもなります。

 

 UGC機能が多くのRFPの要件の中に出現しているのは当然のことです。問題はRFPの要件の根拠となる、従業員が実際に学習を生成することに関するデータがないことです。YouTubeやInstagram用のビデオを作成する人々が多いので、多くのL&Dチームは従業員みんなが同様に仕事のためにもビデオ作成をやりたいと考えています。しかし私はめったにうまくいかないと考えています。

 

 そこでDegreedは調査を行い、誰が何を生み出しているのかについて調査結果を得ました。2019年1月に、Degreedは知識やスキルを仲間と共有するために何をするかについてGoogle Surveyを通して213人の北米対象者にアンケートしました。約42%の人が個人的な貢献者で、16%がチームの管理者であり、14%が事業部門を率いている人たちでした。その他の11%は、gigワーカー(コンサルタント、フリーランサー、請負業者など)です。

 

次の言葉は彼らが言った内容です:

 

 

あなたは(おそらく)ユーザー生成コンテンツを間違ったやり方をしている

 Degreedが調査した10人に4人近く(39%)は、オンラインメッセージング、コラボレーション、企業向けソーシャルネットワークツールの質問に答えたことがあると回答しています。37%が昨年中にインターネット上の記事、ブログ記事、ビデオ、Podcastを共有したと回答しています。そして34%が文書、記事、プレゼンテーションを作成したと回答しています。しかし10%未満の人々しか下記のUGCをやっていないという結果が出ました。

・ビデオライブストリーミング(8.5%)

・Sn​​apchatやInstagramスタイルの "selfie"ビデオ(自撮りビデオ)の撮影(7.5%)

・Webキャスト/スクリーンキャストのキャプチャ(6.1%)

 

 

学習コンテンツを共有、発見、作成する

 

 簡単に言うと、従業員自身が学習コンテンツを生成することは稀です。そうした人たちの間では、ユーザーが共有するコンテンツやユーザーが発見したコンテンツの方がユーザー作成コンテンツ(UGC)よりもはるかに一般的です。さらに、テキストベースコンテンツは、Millennials世代やGeneration Z世代でも、ビデオよりもはるかに一般的です。18〜44歳の従業員層は、45歳以上の従業員層よりもビデオを作成する可能性が少しだけ高くなります。しかし一般的なパターンは、すべての年齢層およびキャリア段階で同じです。

 

 YouTubeの本拠地であるGoogle社のGoogler-to-Googlerというプログラムを通じて同僚に教えることを志願したGoogleの従業員数は、過去5年間で2,000人から6,000人に3倍に増えました。これらの人々は、会社がトラッキングしている学習活動の大部分を占めています。しかしそれでもGoogleのフルタイム従業員の6.7%しか、学習作成(UGC)を実施していないことを意味します。もしテンポラリスタッフ、ベンダー、請負業者まで含めると、その割合はわずか3.5%となります。

 

 

ユーザー生成の学習コンテンツの実施方法が重要な理由

 Towards Maturity社の調査によると、成熟したL&Dチーム、つまり変化するビジネスニーズに最も敏感で、生産性が高く、学習を通じて収益の成長を促進するチームは、UGCを利用する可能性が3倍高くなります。しかしUCGで忘れられがちなのは、実際に作成し、共有する方法です。

 

人々は自分の知っていることを共有したいと願っています。そして最も賢いL&Dチームは従業員の専門知識を活用して真の価値を生み出しています。それでも、あまりにも多くの人が見当違いの想定を元にRFPを作成しています。貴社の従業員が本当に学習を生み出す方法を理解していない場合は、間違った機能を優先してしまうか、最悪の場合、間違ったソリューションに無駄金を投じてしまう可能性があります。さらに、従業員チームメンバーと貴社ビジネス戦略の間で共有できていない知識や専門知識は、より大きな空振り・間違いを起こしてしまいます。

 

来週、Degreedは貴社の専門家が学習を生み出し、彼ら専門家のスキルを共有するのを支援する国際ロードショーをスタートします。世界中の20以上の都市でDegreedイベントに参加してください。

 

By Todd Tauber, April 5, 2019

 

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