eラーニングオーサリングツールを正しく選択するための9つの考慮事項

August 5, 2019

原文「Top 9 Considerations for Choosing the Right E-Learning Authoring App

 

タイプの違う多くのeラーニングオーサリングツールが利用可能であるため、この分野に不慣れな人、または数年しか経験のない人にとって、どのツールが最も適しているかを判断するのは困難かもしれません。eラーニングプロジェクトを成功させる秘訣の1つは、プロジェクトに適したツールを選択することです。これは、学習者側と開発者側の両方のニーズを満たすものである必要があります。学習管理システム(LMS)や連携する他システムも必要になるでしょう。考慮すべきことがたくさんあり、プロジェクトや組織毎に、異なる要件があります。

 

まずは、Webアプリ、デスクトップアプリ、PowerPointプラグインの3つのカテゴリのeラーニングオーサリングツールがあることを理解するとよいでしょう。必要とするeラーニングツールの種類は様々な要因に起因するので、選択をする前に必ず以下の9つの事項を考慮するとよいでしょう。

 

 

1. 予算

 

オーサリングツールやプロジェクトにかけられる費用は考慮すべきものです。しかし費用を検討する際に購入金額に含まれるものも確認してください。

 

  • ツールが提供する機能は何ですか?

  • オーディオ/ビデオ録画機能は含まれていますか?

  • テンプレート、写真、イラスト、キャラクターなどの無料の素材集をツールは提供していますか?

  • 関係者や専門家とのレビューを容易にするためのツールを含んでいますか?

  • 購入時に技術的サポートはありますか?

  • ソフトウェア会社はすぐに使い始められるようにチュートリアルやリソースを提供していますか?

  • あなたを支援するユーザー同士の利用可能なコミュニティがありますか?

 

すべてを考慮することを忘れないでください。実際に使用した時に時間を節約できるツールを事前にしっかりと調べることが、長期的な視点において費用面でのメリットにつながります。

 

 

2. 使いやすいさ

 

どのレベルで快適に制作できるかを検討します。明日にでもコース開発を開始する必要がありますか?ツールに慣れるのに数週間かかりそうですか?新しいインターフェースを素早く使用する方法を学ぶことができるテクニカルに強い人ですか?それとも新しいツールを使い慣れるのに何か月もかかりそうですか?チュートリアルのようにスピードアップするのを支援するためにどんなリソースが提供されていますか?問題に遭遇した時、自分で解決策を見つけることができない場合にソフトウェア提供会社はどのような技術サポートを提供していますか?ソフトウェア提供会社はテクニカルサポートに別途費用を請求しますか?これらはすべてeラーニングを作成するためのツールを購入する前に考慮すべき事項です。

 

 

3. 試用版

 

ほとんどのeラーニングソフト会社は、潜在顧客が無料トライアルでフル機能版を試すことを許可しているので、ユーザーは最終購入を決定する前に、そのインターフェースと機能を体感できます。

 

投資をする前に別アプリを試すためにこの機会を利用すべきです。

 

ひとつ提案があります。あなたが試している各eラーニングオーサリングアプリを使ってクイズを1つ含むミニコースを作成してください。これはどのアプリが最も習得しやすく使いやすいかを発見するのに最適な方法です。ある処理を行う場合、あるアプリでは3回クリックし、別アプリでは10回クリックする場合があるかもしれませんし、もっと簡単な操作でできるツールが必要だと思うかもしれません。

 

トライアルは、購入前にツールをテストするための良い方法です。試用版をダウンロードする前に、スケジュールを確認して、検証時間を確保してください。検証する時間がない場合は、ツールが本当に自分に適しているかを確認できないかもしれません。

 

 

4. 線形または非線形のどちらのeラーニングタイプを開発しますか?

 

eラーニングにある程度のインタラクティブ(双方向)性を取り入れ、かつ線形の簡単なeラーニングコースを開発したいと思っていますか?もしそうならRiseのような最新のツールがあなたにフィットをするでしょう。対話型シナリオと分岐(マルチストーリー、異なる結果につながる複数のストーリー。「非線形」と表記)するeラーニングを作成する場合は、Articulate Storylineのように対話型eラーニングを簡単に構築できるように開発されたアプリを検討してください。

 

 

5. ソフトウェアシミュレーションを作成する必要がありますか?

 

ツールにはスクリーンレコーダー(動画キャプチャ)機能が実装されていますか?録画した動画を編集できますか?録画中に動画に注釈やコメントを自動的に追加できますか?ソフトのレコーディングやシミュレーショントレーニングをたくさん作成するのであれば、簡単にレコーディングでき、再レコーディングすることなく簡単に編集できるツールが必要です。試用版をダウンロードして、プロジェクトのニーズを満たすかどうかを試してみてください。

 

6. モバイル向けのコースを作成できますか?

 

今日の常時オンライン接続される世界では、モバイルデバイスで機能するeラーニングコースの作成は、もはや必要不可欠です。しかしモバイルデバイス用コンテンツを作成することは、サイズ、表示解像度、Flash表示機能などがデバイスにより異なるため、難しい場合があります。eラーニングオーサリングツールを選択する時は、モバイルの互換性を考慮する必要があります。そのツールでモバイルデバイス向けのレスポンシブコースを簡単に作成できますか。それともコンテンツを正しく表示させるためには手動で微調整しなければならないですか?HTML 5でパブリッシュできますか?様々なことを試す際には、モバイルデバイスで実際にコンテンツをテストして、見栄えや動作も確認してください。

 

 

7. LMSや他システムと連携する必要がありますか?

 

オーサリングツールを選択する際には、eラーニングコンテンツをどのようにパブリッシュし、配信・展開するかを検討する必要があります。あなたが必要とするパブリッシュ出力形式をサポートするツールを選択してください。LMSにコンテンツを掲載する場合は、SCORM、AICC、TinCan API形式にパブリッシュできるeラーニングオーサリングツールを使用する必要があります。学習者がeラーニングコンテンツにアクセスする方法を調査し、検討しているeラーニングツールでそれが実行可能かを確認してください。

 

 

8. 将来のニーズを満たすでしょうか?

 

当面のプロジェクトに最適なツールを選択することはもちろん重要ですが、今後どのような種類のeラーニングを作成するかも検討しておく必要があります。あなたの経験や制作能力が上がるにつれて、または貴社組織のeラーニングへの期待が上がるにつれて、そのツールは様々なeラーニングコースを作成することを可能にしますか?今日の選択が将来性を制限しないようにしましょう。

 

 

9.コミュニティサポートはありますか?

あなたは新しいeラーニングツールに多くの時間をかけるつもりですが、もし問題にぶつかった時、または理解することができない時に、心強いコミュニティと技術的なサポートを持つことは重要です。E-Learning Heroesのようなコミュニティは、ツールを学習している時やeラーニングへの新しいアプローチを試している時に結果に違いをもたらします。加えて良いコミュニティは、コースを作成し始めることを簡単にする事例とヒントが豊富にあります。

 

 

上記の考慮事項を熟読する際には、インストラクショナルデザインの原則に基づいてeラーニングを作成することが重要であることを忘れないでください。オーサリングツールは、この原則を実現するのに役立ちます。正しいツールを選択すると、説得力のある、学習者に優しいコースを簡単に作成できます。

 

 

株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です

 

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