eラーニングとは

July 8, 2019

原文「What is E-Learning?

 

 

コンピューターを使うほとんどの人が何らかのタイプのeラーニングを体験していることをご存知ですか?Webベーストレーニング(WBT)、オンライン学習、コンピュータベーストレーニング(CBT)と呼ばれていましたが、それはすべてeラーニングです。eラーニングは、様々なオンラインの取り組みも網羅しています。

 

eラーニングを効率よく広く配信する方法は、教育用またはトレーニング用コンテンツを提供するためのデジタルデバイス(コンピューター、タブレット、スマートフォン)の使用です。

 

この記事では、eラーニングコースの開発とコンテンツオーサリングに焦点を当てて、それが何であるか、それがなぜ価値があるのか​​などを探ります。一般的なeラーニングについてさらに知りたい方には参考になると思います。

 

eラーニングの定義とは

基本的なeラーニングコースは、単純なナビゲーションボタン([次へ]や[戻る]など)を含み、正誤または択一・複数選択の質問を含むクイズを組み込んだスライドベースのオンラインアクティビティとして認識されています。

 

しかし、すべてのeラーニングコースが全く同じ構造・構成を持つわけではありません。たとえば、コースを表示するデバイスの種類に関係なく、学習者が優れた学習体験を持つことができる、本格的なレスポンシブなWebベースコースです。(レスポンシブとは、異なる画面サイズ、縦横比に応じてページのレイアウト・デザインを調整することです。)他にもアプリケーションのソフトウェアシミュレーション型のコースだったり、またはロールプレイングと都度意思決定によって分岐するようなインタラクティブなコースなどがあります。

 

この記事では、eラーニングについて意図的に幅広い見方をし、無限に近い進化を続けるeラーニングを創造していきましょう。

 

eラーニングの価値とは

eラーニングには、セッションや講義など、従来のトレーニング方法では得られない多くの利点があります。たとえば、eラーニングでは

  • 非同期アクティビティでも同期アクティビティでも構いません
    伝統的に、eラーニングは非同期であり、学習が行われる決められた時間枠がないことを意味します。誰もが自分が知る必要があることを学ぶために自分の都合の良いタイミング・ペースで進めることができます。ただし、Web会議とチャットの選択肢もあり、同期的なeラーニングが提供されるケースもあります。eラーニングの素晴らしいところは、片方または両方を実行するオプションを提供できるところです。

     

  • 世界的規模で展開できます。
    eラーニングは、オンラインで展開すると簡単に世界中の人々がアクセスすることができます。出張旅費や複数のタイムゾーンにわたる会議も必要ありません。

     

  • 複数のデバイス/モバイルに対応できます。
    オンラインコースは、コンピューター・スマートフォン・タブレットなどのモバイルデバイスでも機能します。つまり、eラーニングコースは必要としている人々の環境に対応できます。

     

  • ジャスト・イン・タイムに、またはニーズに応じて提供できます。
    eラーニングオーサリングソフトを使用すると、講師やその分野の専門家など、リソースやトレーニングを実施できる人々にも作成してもらうことができます。数時間以内にコースを作成・公開・共有することも簡単です。必要に応じてすぐに展開できるようになります。

     

  • より効率的です。
    eラーニングを使用すると、スピードアップする必要がある状況の場合には教室で対面式のトレーニングセッションを開催する必要がなく、デジタル的に広範囲に展開できるコースを開発することができます。

     

  • コストが削減できます。
    上記のすべての要因により、eラーニングコースを使用して従来のインストラクター主導のトレーニング(ILT:教室での集合研修)の一部を置き換える企業ではコストを減らすことができます。

     

  • 一貫した品質とコンテンツを提供できます。
    eラーニングコースを開発する時、すべての学習者に一貫して同じメッセージを届けることができます。教室でのトレーニングでは、メッセージ、機器、その他の条件がその開催ごとに大きく異なる可能性があり、コース全体の結果に影響を与える可能性があります。

 

これはほんの一部ですが、以上のようにeラーニングは企業にとって非常に有益です。

 

どのようにeラーニングコースを作成しますか?

eラーニング創成期の頃は、eラーニングコースは通常スクラッチ・カスタム作成で、プログラマーや開発者が非常に専門的なアプリを使ってプログラミングしていました。当時は単純で線形のeラーニングコースをいかに簡単に作成できるようになるのかが必要でした。

 

現在、eラーニング作成は非常に簡単になっています。オーサリングツールとも呼ばれる今日のコース開発のためのアプリケーションは、プログラミングやコーディングに関する知識がなくても、誰でもeラーニングコースを作成できます。

 

現在、様々な種類のオーサリングツールがあり、それぞれ独自の機能を備えています。Articulate Riseなどの一部のアプリは、あらゆる画面サイズに動的に適応するeラーニングコース(レスポンシブeラーニングコースとも呼ばれる)を作成するように特別に設計されています。Articulate Storylineのようなアプリは、非常にインタラクティブなスライドベースのコースを作成できるようにデザインされています。そしてもちろん、Articulate StudioのようなPowerPointのアドオンとして機能するものもあり、PowerPointプレゼンテーションをeラーニングコースに変換するのも非常に簡単です。

 

各アプリには固有の機能があり、特定のプロジェクトに応じて選ぶことができます。どのオーサリングツールを使用するかを決めようとしている時は、常にプロジェクトの要件と目的を検討することから始めましょう。

 

どのツールが自分のプロジェクトに適しているかが分からない場合は、次の記事を参考にしてください。

 

 

eラーニングの配信・共有方法

eラーニングコースを作成したら、学習者に配信する必要があります。これを行うには多くの方法があり、eラーニングに関連する他のすべての方法と同様に、これらの方法は絶えず進化し、改善されています。ここでは、コンテンツを配信・共有するための2つの方法、非公式(インフォーマル)配信と正式(フォーマル)配信の2つを検討したいと思います。

 

非公式(インフォーマル)配信:トラッキングなし

eラーニングコンテンツの非公式(インフォーマル)配信は通常、ユーザーが自主的にeラーニングコースを見ることを前提にしていることを意味し、追跡(トラッキング)もスコア管理もされません。eラーニングコースを非公式に配信する1つの方法は、Webサーバーに配置してから学習者にリンクを送信して、コースを表示させることです。学習者がコースを修了したかどうかを体系的に知る方法はありませんが、それが必要でない場合もあります。

 

正式(フォーマル)な配信:トラッキングあり

eラーニングコースを正式に配信・共有するには、学習者の結果をトラッキング(追跡)し記録する必要があります。eラーニングを正式に配信する必要があるほとんどの企業には、そのためのシステム(LMS)と標準規格があります。

 

トラッキング(追跡)は通常、いわゆる学習管理システム(LMS)で行われます。AICC、SCORM、そして最近ではTin Can(xAPI)など、標準規格がLMSに情報をレポーティングするために用意されています。

 

eラーニングの配信に関して、理解しておくべき重要な用語がいくつかあります。

 

  • LMS: LMSはLearning Management Systemの略で、eラーニングコースの配信を管理、トラッキング(追跡)、レポーティングするために使用されるソフトウェアを指します。
    参考記事:An Introduction to LMSs

     

  • SCORM:The Shareable Content Object Reference Modelの略で、共有可能なコンテンツオブジェクト参照モデルは、eラーニングのための仕様と標準規格であり、これによってeラーニングコースはLMSと通信できます。
    参考記事:A Quick Introduction to SCORM

     

  • Tin Can API(別名xAPI): Tin Can API(Application Programming Interface)は、さまざまなデバイスやプラットフォームをまたいで個人の学習体験に関するデータを収集するeラーニングの新しい仕様です。
    参考記事:Introduction to the Tin Can API (aka xAPI)

     

  • AICC:The Aviation Industry Computer-Based Training Committeeの略で、航空業界のコンピュータベースのトレーニング委員会が定めた、ラーニングテクノロジーベンダーが開発コストを複数市場に分散できるように設計された仕様です。AICCは古い仕様で、一部のLMSはまだこの規格を使用していますが、ほとんどの専門家はかなり時代遅れであることに同意しています。

 

これらの用語に圧倒されてしまいましたか?いつでも一般的に使用されるこのeラーニング用語の定義に戻って参照できるようにブックマークしてください。

 

何がeラーニングプロジェクトを成功させるのか

多くの要因がeラーニングプログラムの成功に寄与しますが、上位2つを紹介します。

 

  • 適切なアプリを使用した制作プロセス

  • しっかりとしたインストラクショナルデザイン

 

これら2つの重要な要素を詳しく見てみましょう。

 

アプリ

強力なアプリを使用すると、学習者に必要な機能とインタラクティブ(双方向)な機能を作成できます。素晴らしい体験を提供できるeラーニングを製作することを支援します。

 

ユーザーフレンドリーなアプリであればあるほど、技術的な問題に費やす時間は少なくなります。あなたが素晴らしい学習体験を作り出すためにインストラクショナルデザインに集中することができます。

 

インストラクショナルデザイン

企業組織がeラーニングプロジェクトの成功を評価する1つの方法は、コースを受講した後に学習者の知識とスキルがどれだけ向上したかということです。学習者に最高の可能性を提供するために、あなたはインストラクショナルデザイン的に正しい方法で設計されているコンテンツを作るべきです。インストラクショナルデザインとは、学習とコンテンツを最も効果的な方法で教育体験を生み出すことです。

 

あなたがインストラクショナルデザインに不慣れであれば、あなたがしっかりした学習目的でインストラクショナルデザイン的に健全なコースを作成するのを助けるために基礎を読むことを勧めます。あなたは見栄えの素晴らしいコースを作ることができるかもしれませんが、内容の品質自体がしっかりとしていない場合、あなたが望む影響を与えることはできないでしょう。

 

最後に

eラーニングコースの開発方法も絶えず進化しています。オーサリングアプリは改善され続けます。ただし、これらのアプリを使用してできる限り最高のeラーニングを作成することを目指す必要があります。

 

比較的短い歴史の中で、eラーニングはこれまで発展してきており、人々がより良く学ぶのを助けるための計り知れない機会を提供しています。このeラーニングの概要が有用であり、学習者を楽しませる魅力的なコースを作成するように自分自身を促すきっかけになることを願っています。

 

株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です

 

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