Ryota Kurihara

2018年10月11日2 分

「The Expertise Economy」 内容紹介 その3(5章、6章)

最終更新: 2022年3月14日

先日このブログで紹介した、「The Expertise Economy」が正式に発売されました。
 

 
今回は5章と6章の概要を紹介します。サブタイトルは弊社で追記いたしました。

【目次】
 

 
〇Chapter 1: How We Really Learn
 

 
〇Chapter 2: Make Learning a Competitive Advantage
 

 
〇Chapter 3: Embrace Personalized Learning
 

 
〇Chapter 4: Combat Content Overload
 

 
●Chapter 5: Understand the Power of Peers
 

 
●Chapter 6: Succeed with the Right Technology
 

 
〇Chapter 7: Analyze Skills with Data and Insights
 

 
〇Chapter 8: Make Expertise Count


 

 
5章:Understand the Power of Peers ~仲間の力を理解する~
 

 
ここでは、仲間同士で学習する、ピアツーピアラーニングについて紹介しています。LinkedInでの事例や、ピアツーピアラーニング環境を構築する上でのアドバイスが得られます。

ケリーさんは、自分の経験から、学習が仕事に統合されていて同僚とのコラボレーションが職場での学習方法の中心になっている環境を経験し、その影響の大きさを確信しました。従来の学習では個人の成績が評価の対象になっていましたが、ピアツーピアの学習ではその対象が切り替わります。新しいスキルも身に着けることができるでしょう。

6章:Succeed with the Right Technology ~ラーニングテクノロジーについて~
 

 
学習においても、テクノロジーは避けては通れないものですが、すべてを任せられるものでもありません。ここでは、現在のビジネス課題とそれを解決するためにテクノロジーがどのように活用されているかを紹介しています。
 

 
良いシステムを探すのはなく、目的に合ったシステムを探すためのアドバイスが得られるでしょう。

ここの2つの章は、いずれも読み込む必要性を感じました。

ピアツーピアにしても、テクノロジーにしても、従来行ってきた人材育成と違う環境に置かれています。両者とどのように向き合っていくかがこれからの人材育成においての重要なポイントとなるでしょう。

私の中では、テクノロジーを活用するポイントの一つに挙げられていた、ソフトウェアではなく、パートナーを選択するという点が印象に残っています。肝に銘じてこれからの活動に携わっていこうを気持ちを新たにいたしました。


 

 
今回のご紹介は以上です。

次回は7章、8章をご紹介します。

どの章から見ても理解できますので、関心の高い章から見ても面白い本になっています。また、イントロダクションとエンドノートだけでも面白い内容となっています。

特に、企業において、チームや個人の成長を推進したい方や、デジタル学習環境への取り組みを検討されている方にはお薦めです。


 

 
英文ですが、ぜひ、読んでみてください。

「The Expertise Economy」サイト
 
https://www.expertiseeconomy.com/blog/expertise-economy-preorder

株式会社ディーシェ
 
https://www.disce.co.jp

#TheExpertiseEconomy #Degreed