Ryota Kurihara

2019年7月12日3 分

「LMSからLXPへ」セミナーを終えて

7月2日(火)に、リンクトイン・ジャパン様、ユームテクノロジージャパン様、ディーシェの3社で、学びのDXセミナー第2弾を開催いたしました。

今回も50名近いお客様にご参加いただき、3社のソリューションが連携した、新しい学びの形を見ていただきました。ご参加いただいた皆様には大変感謝しております。

今回、「LMSからLXPへ:デジタル時代に求められる人材育成環境とは」というテーマで、各社からメッセージを出させていただきました。


弊社からは、「なぜLXPが求められているのか」と題し、LMSとLXPの違いを紹介するとともに、ラーニングエコシステムとして3社の連携事例、そしてDegreedのユーザー事例をご紹介いたしました。

日本でも2000年前後からLMSの導入が始まってきました。当時は、eラーニングと何が違うの?という問いが多かったことを今も覚えています。それから20年ほどの年数がたち、当然LMSも進化を続けています。が、基本のコンセプトがLXPとは違っています。

従業員が成長できるように、適切なタイミングで適切な教育を提供するということはどちらも変わりません。しかし、従業員へのアプローチは大きく違います。

LMSは、従業員が学ぶべき研修を会社側が設計し、それを受講してもらうというアプローチになります。一方LXPは、従業員が学びたい情報を社内外の情報リソースからリコメンドし、従業員同士でもリコメンドしあうことができるような、環境を用意するというアプローチになります。

もちろん企業としては、LMSのアプローチが必要である教育は存在しています。が、今のビジネスの世界では、それだけでは不十分ではないでしょうか。現場でより早く、より柔軟に学ぶ必要があります。そして継続的に学ぶことも。

LMSとLXPの違いを理解した上で、これからの学びのプラットフォームをどのように構成していくかが重要になります。


リンクトイン・ラーニング様からは、「グローバルスタンダートの教育プログラムをいち早く導入するためのポイント」と題し、グローバル基準の教育プログラムの必要性とグローバル動向、そして導入のポイントについてご紹介していただきました。


ユームテクノロジー・ジャパン様からは、「学習後のフォローアップこそが「成功のカギ」」と題し、デジタル学習のあり方や、その一歩目の取り組みをご紹介するとともに、今年の海外視察の報告もしていただきました。


人材育成の分野においても、デジタルトランスフォーメーションの波が確実に押し寄せています。従来の手法のデジタル化ではなく、デジタルを前提としたこれからの手法を設計していく時期になっています。本セミナーがこれからの学びについての一つのモデルとして参考にしていただければ幸いです。

次の図は、当日デモでお見せしたエコシステムのイメージ図です。DegreedからシームレスにLinkedIn LearningのコースやUMUのAIコーチのコースと連携しているところを見ていただきました。

実際に連携した画面を見ていただき、参加者の皆様のイメージもより具体的になったと思います。

当日の資料は、次のサイトより参照できます。

https://www.disce.co.jp/20190702

少しでもご関心を持たれたならば、ぜひ各社にお問合せください。

まずはそこから、新しい学びへの一歩目が開かれるはずです。

最後に、セミナーにご協力いただいた、リンクトイン・ラーニングの高橋様、ユームテクノロジー・ジャパンの松田様、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

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