不景気。パンデミック。未知の世界。
L&Dプログラムの円滑な運用に影響を与える課題が1つでないなら、それはもはや別の課題です。不確実性が支配する今こそ、現状を把握し、本質的な改革を行うべき時なのです。
Degreedのビジネスコンサルティング担当シニアディレクターであるCollin Poageは、『ジェットコースターに乗っているような状況のときでも、常に準備をしておくことは知的で賢明なことです。一歩引いて、浮き沈みの激しい状況下でどのように行動するかを考えることは素晴らしいことです。』と述べています。
むち打ちを和らげ、乗り心地を均一にするために、Degreed Dialogue:経済不況下でのアップスキリングを企画しました。これは、L&Dリーダーが、学習が安全でビジネスに不可欠な機能であり、組織が生き残り、繁栄するのに役立つことを明らかにするために企画されたビデオキャストによるDialogue(会話)です。
PoageとDegreedチーフラーニングストラテジストのAnnee Bayeuxが主催し、ゲストにHR/タレント/ラーニング業界の大手調査会社FoswayグループのシニアアナリストFiona Leteney氏を迎えたこの活発で洞察に満ちたダイアログから、3つの重要なポイントを見てみましょう。L&Dを重要なビジネス機能として位置づけ、人材育成を予算削減の対象から外すことができるようになります。
学習効果を測定し、共有することで納得感を得る
『L&Dとして、ビジネス会議で戦略的な席を確保するのに苦労することがよくあります。トレーニングの完了度を高めることに全力を注ぐL&Dに、どのような信頼性があるのでしょうか?』とBayeuxは言います。
その理由をご覧ください。
特に今日のような経済情勢において、またC-Suite(経営陣)に対して学習に関する状況を説明する場合、トレーニングの完了率やその他の従来のL&D指標を超えて成功を測定することが重要です。
測定基準の対象者を理解することが重要です。
L&Dは、社内の人材開発プログラムやテクノロジーが、いかに離職率の低下させ、パフォーマンスレビューを向上し、エンゲージメントを改善し、従業員満足度を向上させ、トレーニングに対する外部支出の削減ができるかなどに役立つかを示す必要があります。
課題をポジティブな変化のためのきっかけにする
厳しい状況はいつまでも続くわけではありません。必然的に経済が好転したときにどのようにビジネスを回復させるかについて計画を立てておくとよいでしょう。
どうすればいいのか、考えてみましょう。
不況は、新しいアイデアや新製品を生み出す人材を刺激し、育成する機会であると考える。
例えば、コスト削減策によって出張などが減少または廃止され、従業員が学習できる時間が増えた時に従業員のスキルを向上させる。
アジリティとレジリエンスを社内に定着させ、組織がより早く立ち直れるようにする。
従業員のパフォーマンスを高めることに集中する
従業員への投資とはどういう意味か、また、厳しい状況下でそれはどのように見えるのでしょうか?
その理由をご覧ください。
人材への投資とは、ビジネスが必要とするものを優先し、その需要に見合ったスキルを身につけること。
多くのラーニングリーダーは、より多くの人材、特にラーニングチーム以外の社内のSME(専門家)を巻き込み、アジャイル(俊敏)な方法で適切なコンテンツを作成し、L&Dをビジネス/事業により近い位置に貢献するように考える。
誰もがスキルについて話し始めているので、スキル向上への投資が組織全体のステークホルダーにとって有益なものであると考えることができる。
生き残り、繁栄することができる
好景気のときでも、自社内のスキルの需要と供給を理解することは、アップスキリングとリスキリングの戦略にとって重要です。
不況が迫っている時、貴社組織でどのスキルが伸びているのか、あるいは減っているのかを知ることは、これまで以上に有益なことでしょう。今日から始めましょう。L&DリーダーのためのDegreedリセッションサバイバルキットをご覧ください。
貴社内のスキルギャップをいかに把握し、どうアップスキリングするかが、不況下での企業の生き残りだけでなく、成功につながるかについて、さらに詳しくお話ししましょう。ご質問はある方はDegreedにお問い合わせください。
By Degreed, March 28, 2023
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