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HTML5パブリッシュと互換モード

更新日:2020年10月15日



 最近お客様から「コンテンツが真っ白で表示されない!」という声が多くなってきているような気がします。調査させていただく機会があり、そのコンテンツはHTML5でパブリッシュされており、視聴ブラウザはInternet Explorerで、かつ互換モードで視聴しているケースでした。互換モードを外すと問題なく視聴できるケースがほとんどでした。

 20年前から5年程前までは、OSやブラウザといった環境も画一的で管理しやすく、このような問題も起こりにくかったのですが、ここ最近はブラウザもInternet Explorerだけでなく、ChromeやFirefoxを利用される方が非常に増え、OSもWindowsだけでなくMacを利用される方も増えました。さらにタブレットやスマートフォン(iOSやAndroidなど)の普及により、その組み合わせは恐ろしいほどになっています。また2020年にはFlashが廃止され、HTML5に移行していくでしょう。

 Articulate製品は早くからHTML5対応を進めており、HTML5関連も成熟してきていますが、意外な盲点が前述の視聴環境です。よくお客様の環境をヒアリングすると、Internet Explorerをお使いで、かつLMSや基幹システムの仕様によりInternet Explorerが互換モードでないとシステムが動かないというケースがあります。この互換モードというのが厄介で、HTML5の視聴を妨げています。LMSによってはコンテンツ単位でネイティブモード(互換モードを使わないよう)に設定できるものもありますので、そのLMSは回避できるのですが、この機能が実装されていないLMSもあり、コンテンツが視聴できないという声が多くなってきている気がします。そういう意味では非常に管理・運用しにくい時代になってきているかもしれません。。。

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