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eラーニングアセスメントの概要

更新日:2023年11月27日

eラーニングのアセスメントを設計する必要があり、初めてeラーニングを使う場合は、そもそもeラーニングアセスメントにどんな内容を含める必要があるのか、いつ実施するのか、なぜアセスメントする必要があるかなど、いくつかの基本項目を知りたいかもしれません。アセスメントの質問を考え始める前に、一般的な概念を理解しておくことをお勧めします。このブログが入門書です。



eラーニングアセスメントとは?


eラーニングアセスメントは、オンラインで、測定可能な、個人の知識・スキル・態度をアセスメントする、または記録するプロセスです。アセスメントは、eラーニングコースで、インストラクターやマネージャーが、学習者がコース内容をどの程度理解しているかを把握する方法として使用されます。アセスメントは、学習者が自分の知識と学習の進捗状況を把握するのにも役立ちます。



eラーニングアセスメントの様々なタイプ


様々なeラーニングアセスメントの種類があります。ポピュラーなアセスメントは次のとおりです。


択一選択/複数選択

よく使われるアセスメント方法で、択一または複数選択があります。明確で正しい選択肢が用意できる場合は、択一もしくは複数選択の質問を使用することをお勧めします。例えば、実際の状況に対して考えられる選択肢を提示することにより、学習者の能力をテストできます。


正誤

非常に明確な答えがある知識をテストしている場合、正誤問題は優れた形式です。正誤アセスメントに適した内容は、事実、法律、ポリシーなどです。明確な答えが1つしかない場合、学習者は迷うことなく回答できます。さらに、正誤問題は簡単に採点できます。


ドラッグ&ドロップ

ドラッグ&ドロップの問題を使うと、学習者は選択肢を選ぶ問題だけでなく、並べ替え問題、ランク付け問題、グループ化問題が実施できます。この問題形式では、学習者は選択肢を画面の別領域にドラッグする必要があるため、画面上のオブジェクトを操作するように求められます。学習者にプロセスのステップ、またはイベントの順番やタイムラインを回答してもらいたい場合は、ドラッグ&ドロップの問題は最適なオプションです。


記述

学習者に特定の事実を直接回答させたい場合は、記述式の問題を使用します。回答が画面のどこにも表示されていないので学習者は覚えておく必要があります。記述式の問題を使う場合は、全角半角などの複数の正解情報や、スペルミスや類義語を許可する必要がある可能性があることに注意してください。


マッチング

学習者の事実を思い出す能力と、用語やオブジェクト間の関係をアセスメントするために、マッチング式の問題を検討してください。回答方法について分かりやすい説明を提供するようにしてください。マッチング問題を使う場合、学習者は認識力と記憶力を使っていることに注意してください。


これらは最も一般的なeラーニングアセスメントの種類の一部ですが、探索できるものは他にもたくさんあります。eラーニングオーサリングツールをチェックして、そのオーサリングツールでどのアセスメントを提供できるかを確認してください。様々な種類の問題を使って、学習者が面白く学習できるようにすることをお勧めします。また、テストしたい知識に最も適した問題タイプを使用してください。



eラーニングアセスメントが重要である理由


“楽しみのために”アセスメントを設計したり、ランダム出題することは控えてください。必要な場合、または明確な教育目的がある場合にのみ、アセスメントを組み込んでください。


個人が特定のレベルに達したことを第三者や監査に証明するためにアセスメントが必要になることがよくあります。資格や認定プログラムの一部として必要な場合や、企業ポリシーや法律によって義務付けられている場合があります。



学習者をアセスメントする必要がある場合


理想的には、eラーニングコースの学習前後の両方で学習者をアセスメントする必要があります。そうすることで、コース学習前の知識のベースラインが得ることができ、コース学習後のアセスメント結果と比較できます。結局のところ、受講前に学習者がどれだけ知っていたかを知らなければ、コースからどれだけの内容が学べたかを本当に知ることはできません。


eラーニングコースの受講前後に学習者をアセスメントすることに加えて、章末テストなどコンテンツのセグメント化されたチャンクの学習の後に知識チェックを追加することを検討してください。コースの最後になって初めて冒頭の学習内容について学習者をアセスメントすることは避けてください。その代わりに論理的な間隔でアセスメントしてください。



eラーニングアセスメントの開発


すばらしいニュースとしては、eラーニングオーサリングソフトウェアを使うと、アセスメントをオンライントレーニングに簡単に組み込むことができることです。この記事「eラーニングオーサリングソフトの概要」もご確認ください。

これらのソフトウェアアプリケーションでは、通常、問題の種類を選択でき、問題の情報、選択肢、正解・不正解時の学習者に提供するフィードバックを設定できます。これにより、コンピューターに精通していなくても、eラーニングアセスメントを設計するプロセス全体が簡単になります。

 

株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です

 
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