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  • 執筆者の写真DISCE

Degreedのトータルインパクト:経営陣に上申するためのデータ

更新日:2023年11月27日


L&Dのサクセスストーリーは、素晴らしいビジネス成果に対する希望と熱意を鼓舞します。ラーニングテクノロジーソリューションを探したことがあるなら、クライアントやパートナー、プラットフォームの支持者からの熱烈なコメントをたくさん目にしたことがあるはずです。


しかし選び抜かれたベストストーリーに振り回されがちです。実際、平均的な結果についてはどうなのでしょうか?例えば、ある企業ではエンゲージメント率が他に自慢できるほど高いのかもしれませんが、費やした時間や費用は増えているかもしれません。L&D施策すべてがトップクラスのケーススタディになるわけではありません。


そこで私たちDegreed社は、Forrester Consulting社に依頼し、5社のDegreedの顧客からデータを集約し、仮想企業としてまとめた「Total Economic Impact」という調査を実施しました。この調査では、Forrester社が5人の導入顧客の意思決定者をインタビューし、仮想企業として財務分析をまとめました。


36ページに及ぶ調査結果を読むことは大変なことだと知っています。このことを念頭に置いて、Forrester Consulting社のコンサルタントであるMatthew Carr氏をゲストスピーカーとして招いた7月20日のウェビナー「Discover the Total Economic Impact of Degreed」から、ポイントをいくつかまとめました。



より効率的なオンボーディング


調査によると、Degreedを使用すると、新入社員の生産性向上までの時間を20%短縮することができると言っています。財務的には、3年間で286万ドルの生産性に相当します。基本的に企業は、新入社員がロールベースタスクをより早くこなし、より早く生産的な従業員になってもらうことで、何百万ドルものコスト削減を実現することができるのです。


以前はオンボーディングのために学習管理システム(LMS)を使用していた従業員も、Degreedに移行し、その違いに気づきました。


『新入社員がLMSで自主学習に取り組んだ場合、それは知識を得ることよりもチェックボックスにチェックを入れることを重視しているようだと、お客様から聞いたことがあります。』とCarr氏は言います。


この調査では5人の意思決定者は匿名化されていますが、それでも現実の世界でデータがどのように作用しているかを知ることは有益です。ウェビナーでは、DegreedのアカウントディレクターであるLinda Moeller氏が、Degreedの顧客から得た結果を紹介し、この調査結果をさらに説明しました。


TEKsystems社は、Degreedがより効率的なオンボーディングを作成する方法の重要な例の1つを示してくれました。Degreedのプラットフォームを導入した後、このITサービス会社は、新しく雇用した従業員の生産性向上までの時間を4週間も短縮しました。



重要なロールにおける定着率の向上


Degreedは、特定の重要なロールを持つ従業員の離職率を10%から2%に減少させることができます。どのようにでしょうか?


Carr氏は、Degreedの顧客とのインタビューで聞いた話を述べました。

『Degreedを導入する前は、長期的なスキル開発には一貫性がなく、集合研修などのフォーマルトレーニングが終わってしまうと、メンターからのガイダンスが不足する状況になっていました。』


『離職率が最も低くなったのは、最近リーダー的なロールを担うようになった人たちでした』と、Carr氏は述べています。企業がDegreedを使い始めると、従業員はより多くのリソースを利用できるようになり、成功することができるようになります。


『インタビューに答えた人々は、Degreedによって継続的なメンターシップとラーニングが可能になり、組織の重要なロールの離職率が低下したと述べています。』とCarr氏は付け加えました。


このような離職率の低下は、雇用コストの削減につながり、128万ドルもの財務的影響を与える可能性があります。



従業員のアップスキリングの改善


Degreedは、教育担当者と学習者がアップスキリングに費やす時間を短縮することができます。Degreedプラットフォームを使用すると、従業員のアップスキリングにかかる平均時間を35%短縮することができ、より効率的なアップスキリングにより174万ドルの時間節約につながります。


Tata Communications社がDegreedを導入した時、同社は効率的なアップスキリングに着目し、アジリティスキルのような同社の戦略的スキルの認定取得を促進することによって、具体的なビジネス価値を推進しました。Degreedを導入した会計年度には、この電気通信会社の従業員は、目標とした認定取得を176%上回った、と述べています。


『ラーニング部門は社内の各チームにフォーカスし、リスキリングとアップスキリングを行うのを本当に支援しました。彼らは、従業員が顧客の要望を満たすのを従来よりもはるかに速くサポートできるようになりました。』と言っています。



学習コンテンツの節約


Degreedは、コンテンツプロバイダへの簡単なアクセスを提供するオープンエコシステムであり、個々の従業員によるサードパーティのコンテンツ契約を不要にすることができます。このことにより、コンテンツ契約の削減による経済的な節約は、317,000ドルにもなります。


Ericsson社は、学習予算を50%削減する一方で、学習完了率を62%増加させました。現在、この通信会社では、ほぼすべての従業員(97%)がアクティブなDegreed上のプロファイルを持っています。これは、より少ない費用でより多くのことを行うことの代表例です。



投資収益率(ROI)


ROIは、L&Dにおけるホットな話題です。なぜなら、スキルの価値を測定することは必ずしも容易ではないからです。しかし、Forrester社の調査では、ROIを計算し、Degreedは312%のROIを生み出すことができると判明しました。また、投資回収期間が6か月未満であるため、Degreedプラットフォームは迅速に投資回収を行うことができます。



数字を超えたもの


統計は具体的な数字を示すものですが、インタビューに応じた多くのクライアントが、計り知れない、しかし価値のある利益を述べていることも注目すべき点です。それは、以下のようなものです。

  • 学習文化を推進するソーシャルラーニングとチームラーニング

  • 従業員とのコミュニケーション向上

  • リモートワークを容易に

  • 学習の民主化


Carr氏は、『私たちが話を聞いた顧客は、Degreedによって地域や言語、従業員のロールを超えて、より多くの従業員が学習やアップスキリングできるようになったと言っています』と述べています。


Forrester社の調査の数字は、ラーニングテクノロジーがいかに具体的かつ定量的なビジネスインパクトを与えることができるかを示しています。このデータは、企業組織全体の学習、成長、および経済的安定を促進するために、Degreedがどのようなことができるかを示すか、自信を持って上司や経営陣に見せることができます。



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By Emily Gerson, August 11, 2022

 
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