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ラーニングテクノロジーに関するFAQ [Part 1]

最終更新: 5月7日

原文「Cutting Through the Noise: Your Learning Technology FAQs


L&DとHRのプロセスと要求内容が変化していることは周知の事実で、人事分野に携わる人であれば、どこでもそのことを聞くようになりました。スキルギャップは拡大し、テクノロジーの進歩は仕事の在り方を変え、AIは組織の運営方法を変え続けています。そして、ラーニング責任者への期待は高まり続けています。


しかし良いニュースがあります。過去10年もの間にソリューション市場全体も発展し、従業員スキルを向上し、従業員に関するデータを収集し、ビジネスおよび人事の意思決定を支援できるようになりました。HCMからラーニングテクノロジーエコシステム、LMS、およびLXPまで、このブログでは、市場のノイズを遮断し、貴社ニーズに最適なソリューションを特定できるようにすることを目的としています。ラーニングテクノロジーに関するよくある質問を以下に示します。



1.LMSとは?


学習管理システム(LMS:Learning Management System)は、企業でトレーニングコースを作成、配信したり、その学習プログラムに関する履歴データを収集できます。LMSは、企業側が提供するフォーマルラーニングコースやオンボーディングやコンプライアンスコースなどの社内トレーニングの提供を目的として設計されています。


通常、企業にはLMSを管理し、従業員が利用できるコンテンツを取捨選択する管理チームがあります。LMSは管理者主体のプラットフォームとして、トップダウンの学習の取り組みを行うのに最適なソリューションですが柔軟性はなく、ユーザーが独自にアクセスする、LMS外部へのリソースに対しては管理対象外です。



2. LXPとは何ですか?


ラーニングエクスペリエンスプラットフォーム(LXP:Learning eXperience Platform)は、すべてのラーニング(フォーマルとインフォーマルの両方)にアクセスできる一つの入り口を提供します。オンラインコースや、LMS内で構築された社内トレーニングなどのフォーマルラーニングリソースは、記事、ビデオ、ポッドキャスト、電子書籍などの社外のインフォーマルラーニングリソースと同じプラットフォームでトラッキング・測定できます。LXPは、従業員の学習をトップダウンで“管理”するのではなく、従業員が毎日の仕事の流れの中で利用するリソースにアクセスしやすくし、従業員が自ら学んだ学習内容を自分で管理できるようにします。


LXPは直感的なユーザーインターフェイスを備えていますが、LXPの最も重要な特徴は、現在の仕事環境上で使える学習ポイント間をすべて繋げることができることです。LXPの詳細とその使用方法については、こちらの記事をご覧ください。



3.LXPにはどのような機能が必要なのか?


実際には機能よりも能力が重要です。機能は絶えず変化し、テクノロジーとともに進化しますが、能力はソリューションとして重要です。したがって、ラーニングおよびスキル戦略に基づいてLXPに必要な能力を特定する必要があります。ラーニングを主管とする経営陣がLXPに求める一般的な能力を次に示します。


  • 能力開発すべきスキルへのガイダンスや洞察を従業員に与えることができる。

  • 優れた学習体験とコンテンツの多様性(UGC:ユーザー生成コンテンツ、ソーシャルラーニング、記事、ビデオ、集合研修クラスなど)を持てる。コンテンツを作成、配信、学習する機能も含みます。

  • ユーザーの進捗状況に関するフィードバックを提供できる。従業員へのガイダンスと組織内の状況の可視性の両方を提供できる。

  • モチベーションアップにつながる、キャリアパスと関連する能力開発の機会を従業員に提供できる。

  • 行動科学を利用して、ユーザー/関連するリソース/エキスパート/経験を推薦できたり、結び付けたりできる能力。

  • 現在の従業員のスキルを測定できる。



4.LXPシステムとHCMシステムの違いは?


LMSがLXPと連携できるように、HCMも連携統合できます。HCMはHuman Capital Managementの略で、名前が示すように、組織レベルで従業員を管理するためのソシューションです。HCMシステムは、給与、福利厚生、勤怠管理などのプロセスを法的に順守し続ける必要があります。言い換えるとHCMは従業員の雇用管理を支援し、一方LXPは従業員の能力開発を支援します。



5.ラーニングエコシステムとは?


ラーニングエコシステムは、ある組織内で連携動作するラーニングテクノロジーツールの集まりです。異なるプラットフォームが互いに連携し、影響を与えるため、それは生態系:エコシステムと呼ばれます。これは、自然の生態系において異なる種と自然の要因が互いに影響するのと同じです。


L&Dが進化するにつれて、ラーニングとスキル構築をサポートするのに役立つツールと機能があります。典型的な企業のラーニングエコシステムには、HCM、LXP、(複数の)LMS、コンテンツプロバイダーが含まれます。


さらに疑問がある場合は引き続きご注目ください。Part 2では、ラーニングテクノロジーに関する詳細なFAQを近日中に公開を予定しています。



By Isabella Lazzareschi, Content And Managing Editor

February 13, 2020


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