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執筆者の写真 Ryota Kurihara

Articulate E-Learning Heroes Community のご紹介

更新日:2020年7月28日

企業の人材育成において、ポストコロナへの対応が急務になってきています。集合研修についてはオンライン化への適応を模索し始めた企業も多いかと思います。では、従来から取り組んでいるeラーニングについてはどうでしょうか。

集合研修ほど急激ではないですが、実はeラーニングが置かれている環境は数年前と比べて大きく変化しているといえます。例えば、Flashの終了、通信環境の整備、動画の浸透、スマートフォンの普及、働き方の変化など、挙げ始めるときりがありません。

マイクロラーニングのように、新たな手法が出始めてきてはいますが、企業内のeラーニングについては、どうでしょうか。様々な要因はあるかと思いますが、従来のやり方のままで実施していることが多いかと思います。集合研修と同様に、ポストコロナに適応していくために、eラーニングも見直してみてはいかがでしょうか。

そこでご紹介するのが、Articulate E-Learning Heroes Communityという、Articulate社が運営しているコミュニティサイトです。Articulateユーザーのサイトなので、製品に関することしかないと思うかもしれませんが、eラーニング全般に関する内容もあり、実はArticulateユーザーでなくても参考になる情報が数多く掲載されています。

役に立つ情報が多いので、eラーニングの担当に初めてなった方から、何本も制作しているプロフェッショナルな方まで満足いく情報を見つけることができます。

今回、それぞれの方におすすめの活用方法をご紹介します。

なお、サイト自体は英語で運営されています。英語を勉強中という方は、ブラウザの翻訳機能を活用してください。十分内容を押さえることができます。

それでは、ご紹介です。

まずは、E-Learning Heroesにアクセスしてください。

Articulate IDをお持ちの方は、右上の「Sign In」からログインしてください。

持っていない場合は、左上の「Sign up」からIDを登録してください。

(Articulate IDの登録は無料です)






トップページには、最新記事が表示されています。サンプルが共有されていたり、Tipsが載っていたり、それらを見ていくだけでも十分に学びになりますが、初心者向けと経験者向けに分けて、お薦めをご紹介します。


【初心者向け:新しく担当になった方、経験が浅い方】

・「E-Learning 101」を使い倒す

「Learn」タブから「E-Learning 101」に移動してください。

画面右の「Getting Started」の内容を確認していきましょう。今更聞けない・・・ではないですが、押さえておいてほしい基本からまとめられています。気分転換にその他の記事を読むのも良いでしょう。良い記事があったら、「Bookmark」をしてください。


・「E-Learning Examples」でアイデアを得る

「Learn」タブから「E-Learning Examples」に移動してください。

個々には、様々なタイプのコンテンツのサンプルが載っています。すべて、グローバルのユーザーが作成してシェアしてくれているものです。気になるものがあれば、どんどん確認しましょう。より多くのコンテンツに触れることが、効果的なコンテンツを制作する近道です。


【経験者向け:いくつか制作を経験している方、Articulate360ユーザーの方】

・「Downloads」のデータを取り入れる

「Learn」タブから「Downloads」に移動してください。

ここには多くのテンプレートやアセット(素材やパーツなど)があります。一から作成するのは大変ですが、これらのテンプレートを参考にして、インタラクティブなコンテンツに挑戦しましょう。

・「Building Better Courses」でステップアップする

「Learn」タブから「Building Better Courses」に移動してください。

ここでは、Articulateコミュニティチームの記事がまとめられています。より良いコースを作るためのアドバイスやヒントがあふれています。どんどん新しい記事がアップされるので、あなたの視野を広げ、今のコンテンツを一つ上のレベルに引き上げるきっかけになること間違いなしです。

・「E-Learning Challenges」で専門性を高める

「Learn」タブから「E-Learning Challenges」に移動してください。

ここでは、毎週問いが投げかけられ、それに対して、世界中のeラーニング担当者たちが自分の取り組みをシェアし、意見交換しています。問いに対して考えてみるだけでもよいですし、シェアされた内容を見ることもとても参考になります。過去の問いはすべて参照することができるので、関心のあるテーマを見てみることをお勧めします。

各記事には「Challenge」と「Recap」があり、「Challenge」は投稿すべてを確認したり、投稿ができます。「Recap」はシェアされたものがまとめられています。

以上でご紹介は終了です。これ以外にもディスカッションルームやマニュアルなど多くの情報が載っていますので、少しずつ探検してみてください。登録するとメールマガジンが送られてきますので、そちらの内容だけでも良いかもしれません。

ディーシェのブログでは、E-Learning Heroesの記事を順次日本語化して掲載しています。

E-Learning Heroesの情報がちょっと多いなと感じた方は、まずはこちらから体験してみてください。


ポストコロナの時代には、今まで以上にeラーニングの重要性が高まります。これからは集合研修ありきではなく、eラーニングありきでの研修設計が必要になります。eラーニング担当者としてより良いコンテンツを制作できるようスキルアップしていきましょう。

#E-Learning Heroes


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