学習文化の構築方法への一問一答

原文「How To Build a Learning Culture: You Asked, We Answered


企業は学習文化の確立に苦労しています。仕事環境を変化させることは、長くて困難なプロセスになる可能性があります。それは従業員の態度、日々の業務、そしてジョブディスクリプションを調整することになります。そして、それはビジネスや企業によって異なります。


そのため、Degreed VIEWイベント:Creating a Learning Cultureセッションで、できるだけ多くの洞察に満ちた視点を提供しました。アップスキリングの旅のすべてのステージでL&Dの専門家に洞察をもたらすことを目的とした、新しいオンデマンドシリーズの初回は、DegreedのCLOであるKelly Palmer氏が主催し、このセッションにはDegreedの導入企業であるCargill社のリーダーも加わりました。


COVID-19パンデミックの始まりでの予期せぬスタートとなりましたが、Cargill社でのアップスキリングの旅は大成功を収めています。Cargill社のグローバルL&D責任者であるJulie Dervin氏とデジタルラーニングエクスペリエンスリードのShawn Stavseth氏は、Degreedがどのように彼女たちの目標を上回り、示唆に富む有用なスキルデータを活用できたかを共有してくれました。


この専門的な知識すべてをまとめることで、参加者は素晴らしい質問してくれました。以下は私たちのお気に入りの12の質問と回答です。そしてあなたも知りたいと思う内容でしょう。



1. 今までとは異なる学習文化に移行する時に学習者がどのように感じているかを評価する方法は何がありますか?


Degreed:従業員への満足度調査は、従業員が現在の学習機会をどのように認識しているかのベースライン(評価基準)を確立するのに役立ちます。学習者に何が欲しいか、何が必要かをアンケートしてください。



2. 多くの人が時間がない、リソースがない、学習するための関心と動機がないと感じた時に、従業員にリスキリングとアップスキリングを促すために何ができるでしょうか?


Degreed:そのカギは、アップスキリングが「従業員自身にとってどう関係するのか」を提供することです。そのための1つの方法は、従業員が学んだ新しいスキルを使ってキャリアを向上できるオポチュニティを提供することです。これは、ストレッチアサインメントやフルタイムのポジションも含みます。アップスキリングをキャリアモビリティに結び付けることが重要です。



3. デジタルラーニング環境では、コンテンツとエクスペリエンスの間のギャップをどのように埋めることができるのでしょうか?


Degreed:コンテンツはエクスペリエンスの一部である必要があります。ユーザーは、ガイダンス、多様なエクスペリエンス、フィードバック、洞察、コンテンツなどを求めていることを私たちは知っています。バランスと正しい組み合わせを見つけることが重要です。


これらの情報は、最新の調査レポート「How the Workforce Learns」から抜粋したものです。詳細については、レポートをダウンロードしてください。



4. アップスキリングとジョブオポチュニティについてどう考えますか?


Degreed:ジョブオポチュニティは、アップスキリングを成功させるためのカギです。同様に、応用の場と実践の場は、新しいスキルを学び、習得させるための重要な場です。


組織全体での職場でのオポチュニティの構築について詳しく知りたい場合は、Degreed Opportunities担当副社長であるOli Meagerが、Degreed VIEWセッション「How to Create a Opportunity Marketplace」で紹介しています。


「ジョブオポチュニティ」について別の考え方をすることも重要です。新しいジョブオポチュニティは必ずしもフルタイムのポジションとは限りません。短期プロジェクト、メンターシップ、コーチングなどの組み合わせも役立ちます。詳細については、タレントマーケットプレイスとオポチュニティマーケットプレイスの違いに関するブログをご覧ください。



5. 一部の従業員はテクノロジーにアクセスできない、または非常に多様で不平等な状況にいる従業員がいる組織で、どのように学習文化を発展させることができるのでしょうか?


Degreed:学習文化の創造は、文化自体とリーダーシップによる奨励から始まります。テクノロジーはあくまでもその次です。従業員に会い、貴社が持っているどんなコミュニケーションツールを使ってもソーシャルラーニングと同僚のメンタリングのための環境を作ることができ、そこから始めることができます。



6. 従業員からの賛同を得ること以外に、学習文化を構築するために経営陣などの利害関係者の賛同をどのように得ることができるのでしょうか?


Degreed:強力な学習文化を持つことと、ビジネス収益への貢献との関係を示すことです。従業員が積極的に自分自身をアップスキリングしていれば、ビジネス上の貢献に向けて改善されたスキルを発揮するということです。



7. 「学習の需要をつくる」にはどのようなことが必要でしょうか?また、従業員にその学習プログラムに参加してもらうにはどのようなことを検討しなければならないのでしょうか?


Degreed:非常に重要なテーマです。マーケティング手法とエンドユーザー対応手法の採用は、アップスキリングプログラムの成功のカギです。私たちは、その目的と「従業員自身にとってどのように関係するのか?」という考えを結びつける継続的なキャンペーンを奨励しています。



8. ソフトスキルやヒューマンスキルにどのように対処しているのでしょうか?


Cargill:私たちCargillでのスキルは、ヒューマンスキルと専門スキルを区別しています。Cargillは、ビジネスと部門の成功にとって両方が重要であると信じているため、それぞれについて意味のあるスキルデータを収集するための最善の方法を模索し続けています。私たちCargillは、従業員がヒューマンスキルを向上させるために従事できる、共同学習(コホートベース)とセルフガイド(キュレーションベース)の両方のタイプのラーニングエクスペリエンスで対処しています。



9. リーダーが強力なイネーブラーになるため、リーダーをトレーニングする必要がありましたか?


Cargill:新しい能力開発学習戦略とビジョンに取り組む準備ができている、そしてそれを望んでいるリーダー達とL&D部門は連携していました。またリーダー達を対象に、学習ペルソナの作成とハッカソンを行い、プロセスの一部にしました。


さらに、新しいデジタルラーニングテクノロジーを使った新しい上級リーダーシップ能力開発エクスペリエンスを開始し、この新しい方法で学習することのメリットをすぐに実感できるようにしました。これらの取り組みのそれぞれで、リーダー達は私たちの努力がCargillと従業員の最善の利益になることをより確信し、他のリーダー達と共に私たちL&Dに代わってチャンピオン(支持者)になりました。



10. 受動的学習から能動的学習へ移行する際、強制的に行うべきか、それとも「多少遅くなっても」新しい学習文化に従業員を導いた方が良いですか?


Cargill:どれだけ早く移行したかったとしても学習文化の創造には時間がかかります。すぐに受け入れられる人もいれば、古いやり方に固執する人もいます。Late Adopter(後期採用者)を支援するために、サクセスストーリービデオ、ケーススタディ、参加者の声など、新しい学習方法に切り替えることのメリットを示すアセットを作成しました。これらの各リソースは、個人やチームが新しいテクノロジーを活用してスキルを構築したり、ビジネス上の課題を解決したりする方法の様々な側面を共有しています。



11. 正確なデータのベンチマーク指標としては何がありますか?アクティブラーナーが15%であれば成功なのでしょうか?50%のリピーターは平均的なのか、普通なのか、優れているのでしょうか?


Cargill:ユーザー適用率とアクティブラーナー率と同様に、初回ログイン、再ログイン、リピーターをトラッキングしています。これらの指標を、業界や規模などの類似企業と比較してベンチマークしています。しかし、真のベンチマークとしては、L&D主催ではないプログラムが構築された時です。これらのプログラムは、L&Dではなく各部門が独自のラーニングエクスペリエンスを設計、開発、提供し、従業員が自らのスキル構築を推進し、キャリアの関連性と競争力を維持しています。



12. Cargill社の世界中のトレーニングで言語は問題になりましたか?各言語をどのようにマネジメントしたのでしょうか?


Cargill:私たちは従業員を大切にしていますので、従業員がいる場所で従業員に会い、従業員自身も関係していると感じられるようにしています。複数の言語と学習モードでコンテンツを利用できるようにすることは非常に重要です。したがって、翻訳は後付けで行っていません。むしろ、翻訳を念頭に置いてコンテンツの構築を開始し、さまざまな学習モードで簡単に翻訳もしくは適用できるようにしています。


私たちの最も成功したラーニングエクスペリエンスの1つには、インタラクティブな概要、短いコース、ジョブエイド、学習者とファシリテーターのガイドを、HTMLで作成したことが含まれます。HTMLは、Webページのルックアンドフィールがすっきりし、学習者はコンテンツを簡単にナビゲートできます。HTMLで作成した主な利点は、Microsoft Edgeに付属している翻訳ツールを使って内容を自動翻訳できたことです。この機能により、50を超える言語でコンテンツに即座にアクセスできるようにしました。


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学習文化の構築は大きな仕事かもしれませんが、時間と労力は、従業員のエンゲージメントの向上、スキルデータインベントリの増加、より経験豊富な労働力で組織に報いることができます。

By Emily Gerson, Events Copywriter

July 28, 2021

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