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効果的なマイクロラーニングコース作成のための3つのヒント

更新日:4月10日


PPT、PDF、Word文書などの大量のファイルを渡され、eラーニングにする必要があると言われたことはありませんか?あなただけではありません!多くの場合、コース作成者はたくさんのリソースを渡され、長いコースを作成することを期待されています。よくある光景です。しかし、コンテンツを一口サイズのコースに分割した方が効果的な場合もあります。例えば、スキル中心のコンテンツであれば、学習者が必要な情報に素早くアクセスし、すぐに実践できるように、短い「ハウツー」コースをいくつか作成する方が有益かもしれません。


トピックをAからZまでカバーする1つの長いコースを作成することに慣れているが、プロジェクトによってはマイクロラーニングアプローチが有効かもしれないとお考えの方は、学習者が喜ぶ効果的なマイクロラーニングコースをデザインする方法を学ぶために、以下のヒントをご覧ください。



1. 学習目的を1つに絞る


ほとんどの長いeラーニングコースは、コースが学習者に達成させることを目的とした学習目標の詳細を箇条書きにしたリストから始まります。マイクロラーニングでは、受講者が特定の項目を習得することに集中できるように、目標を1つに絞り込みます。学習目的を1つに絞ることで、コンテンツが肥大化するのを防ぐことができます。また、学習者と共有する意味のあるものがない、ということがないようにします。


多くのインストラクショナルデザイナーがこのことに悩んでいます。マイクロラーニングに含めるべき学習目的は1つだけですか?そうです。1つです。マイクロラーニングがうまく機能するのは、少量の情報を効果的に教えることにフォーカスしているからです。場合によっては、1つのマイクロラーニングコースだけで十分かもしれません。より多くの内容がある場合は、ラーニングパスやカリキュラムの一部として、学習者が次々と受講できる一連の短いマイクロラーニングコース群を作成することもできます。複数の目標がある場合でも大丈夫です!それぞれ別のマイクロラーニングコースを作ればいいのです。



2. 必須の内容だけを含める


学習目的を特定したら、コースに含める内容を決定するためのガイドとして次のことを自問してみてください。学習目的を達成するために、学習者はこれを知る必要があるのか?答えが「いいえ」であれば、その内容は削除してください。


これは、言うは易く行うは難しです。特に、すべてが必須であると確信している分野専門家(SME)と仕事をしている場合はなおさらです。SMEを満足させたいのであれば、学習者が補足・追加の情報や外部リソースへのリンクにアクセスできるような「もっと知る」ボタンを提案してみましょう。そうすることで、基本的なことだけを知りたい学習者を圧倒することなく、より深く学びたい学習者に力を与えることができます。


それでもSMEを納得させるのに苦労している場合は、コースに何かを盛り込んだからといって、学習者がそれを定着させられるとは限らないことを思い出してください!本質にこだわることで、学習者が重要なメッセージを保持できる可能性が高まることを伝えましょう。


コンテンツをキュレーションするためのヒントについては、こちらの記事「知っておくとよい事から知らなければならない事に絞り込む」をご覧ください。



3. 適切なフォーマットを選ぶ


1つの学習目的に焦点を当て、どの内容を含めるかを選別することに加え、その内容を提示するのに役立つ方法を考えましょう。


テキストだけのタブ付きインタラクションを含めると効果的でしょうか?あるいは、短い動画の方が効果的かもしれません。また、学んだことを実際の場面で実践するシナリオを盛り込むのもよいでしょう。あるいは、これらの要素を組み合わせるのが最も効果的でしょうか。


コースデザイナーとして、定義した目的を学習者が達成するために、どのアプローチが最も役立つかを決めるのはあなた次第です。また、内容を提示する方法は1つではありませんが、受講者とそのニーズを知ることは、最良の結果をもたらす可能性が最も高い学習体験を作り上げるのに役立ちます。



まとめ


今度、学習者が一口サイズのコースで学習した方が良いと思うトレーニングをまとめる必要があるときは、この記事を再度ご確認いただき、効果的なマイクロラーニング体験を作りましょう。一口サイズのコースで業務に応用できる関連スキルを学ぶことができれば、学習者は一度にいくつものマイクロラーニングコンテンツを受講するかもしれません。


コンテンツを小分けにすることで、学習者が自分の学習体験をコントロールできるようになり、一度にどれだけのコンテンツを学習するかを決めることができます。そして、学習者が主導権を握ることで、通常、学習意欲が高まり、学習成果の向上につながります。つまり、誰もが得をするのです!


マイクロラーニングの必要性は感じているけれど、何から始めたらいいのかわからないという方、より多くの情報とインスピレーションを得るために、以下のリソースをチェックしてください。


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