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  • 執筆者の写真DISCE

イントラネットだけが学びの場ではない8つの理由

更新日:2023年11月22日


 従業員が自分の時間内に、自分のデバイス上で、自分の立場やニーズに合わせてパーソナライズされたことを学びたいという概念は、もはや目新しいものではありません。カスタマイズ可能で流動的な体験を提供することは、独自ツールが必要であり、その中身はイントラネットに限定されるべきではありません。

 イントラネット上のコンテンツは、多くの場合、整理されておらず、点在しており、古くなっています。それでも従業員が学習コンテンツを見つけられるように、多くの企業がイントラネットに誘導しているのをよく見ます。通常、企業内のニュース、情報、一般的なリソースを管理するために企業はイントラネットを使用しています。そのような種類の情報は、双方向ではなく一方通行であることはご存知だと思います。

 学習は一方向であったり、1つの在り方やスタイルで行われるべきではありません。手間で面倒なプロセスは学習者を遠ざけるだけであり、組織内のエンゲージメント、収益を悪くする要因となります。


 まだ納得されていないのであれば、イントラネットだけを学習場所にすべきではない、8つの理由をご覧ください。

  1. イントラネットは学習をパーソナライズしたりキュレーションしたりすることはありません。パーソナライズやキュレーションのどちらも現代の学習者のニーズを満たすための重要なキー要素です。

  2. イントラネットが学習リソースに関して従業員の高い関与を生み出すことはありません、なぜならグループ、パスウェイ、目標、コンピテンシー、コラボレーション、プロフィールや経歴を関連付ける方法があまりないからです。

  3. イントラネットでの学習リソース管理(例えば、複数ソースからの学習リソースの追加、更新、削除)は、非常に手間で時間がかかるプロセスです。

  4. イントラネットは、組織が提供している学習を、従業員がどのように利用し、恩恵を受け、エンゲージしているか、様々な種類の洞察(インサイト)と分析を提供することに悪戦苦闘しています。

  5. イントラネットソリューションは通常レディメイド学習コンテンツを提供しておらず、マニュアルでコンテンツをアップロードし、管理するだけです。

  6. ソーシャルなコラボレイティブな学習コミュニティは、一般的なイントラネットソリューションには見られません。

  7. イントラネットは通常サードパーティのコンテンツベンダーやLMSシステムなどと統合されておらず、それらのリソースを動的に管理していません。

  8. イントラネットには、学習を見つけやすくするための高度な検索アルゴリズムが組み込まれていません。

 学びは様々な手段で常に行われています。より効果的であるためには、企業はエンゲージするコンテンツをキュレーションする優れたキュレーターでなければなりません。ゴールは、学習をできるだけ簡単にするということです。いつでも学びたいという従業員を遠ざけるという、成功を不可能にする、あるいは改悪するようなツールを従業員に強要しないことです。

 

By Sarah Danzl, October 10, 2016

 

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