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AIアシスタントで効果的なクイズとナレッジチェックを作成

  • 執筆者の写真: DISCE
    DISCE
  • 3月4日
  • 読了時間: 5分

学習の評価と定着には、優れたクイズやナレッジチェックが不可欠です。しかし、コース作成者であれば誰もが知っているように、クイズやナレッジチェックを作成するのは時間のかかる作業でもあります。学習目標に沿った明確な問題を作成するのは容易ではありません。



作成に苦労しないクイズ


AIアシスタントのクイズ作成機能は、Rise 360とStoryline 360で利用でき、既存のレッスンを基に、数回のクリックで完全なクイズを作成できます。



Rise 360


Rise 360では、コースの概要ページにある[AI Assistant]ドロップダウンメニューから[Quiz generation]を選択します。プロンプトで質問をカスタマイズし、重点を置きたいトピック、学習目標、難易度を設定するか、または直接クイズ作成に進みます。クイズが作成されると、クイズを開いて質問の追加や編集など、さらにオプションを設定することができます。


クイズを編集すると、AIアシスタントを使用して質問、回答の選択肢、フィードバックを微調整することができます。例えば、AIアシスタントにプロンプトを出し、択一選択問題を複数選択問題に変更したり、回答の選択肢を追加することができます。また、学習目標を変更したり、難易度を上げたりすることもできます。質問のフィードバックを編集する場合は、インラインで作成および編集する機能を使用します。変更するフィードバックのテキストを選択し、フローティングツールバーのAIアイコンをクリックすると、AIアシスタントで編集を開始できます。ここから新しい質問を作成することもできます。


なお現時点では、Fill in the Blank(記述式)およびMatching(組み合わせ)タイプの質問はまだサポートされていません。



Storyline 360


Storyline 360では、リボン上の[AI Assistant]メニューから[Quiz]アイコンを選択するか、サイドパネルの[AI Assistant]タブから[Generate quiz]ボタンをクリックします。すべてのシーンまたは特定のシーンとスライドを参照内容として選択し、プロンプトを入力して問題をカスタマイズします。カスタマイズを省略して、新しいスライドまたはQuestion Bank(問題集)で問題を生成することもできます。後者の方法を選択した場合は、AIアシスタントが新しいQuestion Bankを作成し、そこから新しいスライドを挿入します。


最適な結果を得るには、学習目標を指定するか、AIアシスタントにトピックや難易度レベルを絞り込むよう指示します。クイズが作成されたら、質問の追加、削除、編集を行って、さらに内容を洗練させることができます。AIアシスタントは、新しく作成された質問に簡単に移動できるリンクも作成します。


編集後に質問を差し替えると、元の質問スライドは削除され、新しい質問を含む新しいスライドが追加されます。元の質問スライド上のその他のオブジェクトやカスタムトリガーは失われます。これを防ぐには、[Insert below]オプションを選択し、元の質問スライドを削除する前に、オブジェクトを新しいスライドにコピー&ペーストします。



質問はいくつ生成されるのか?


AIモデルでは、特定の質問数に対するリクエストを満たすことが難しい場合があります。Rise 360では、AIアシスタントはコース全体にわたる主要なポイントをカバーする質問を最大25問まで生成します。実際には、レッスンごとに1~2問の質問が生成される傾向にあります。


Storyline 360では、テキストの単語数を使用して、生成される質問数を決定できます。AIアシスタントは、テキスト内容を1,000語ずつのセグメントに分割し、最大7つのセグメントを作成します。テキストコンテンツが7,000語を超える場合、AIアシスタントは制限内に収まるように、コンテンツを7つのセグメントに均等に分割します。各セグメントからは2つの質問が作成されるため、合計単語数に応じて、最低2つ、最大14個の質問が作成されます。



単一の質問の作成


ナレッジチェックとして単一の質問を挿入するには、リボンから[Question]アイコンを選択するか、サイドパネルの[Generate question]ボタンをクリックします。参照内容として全スライドまたは特定のスライドだけを選択し、トピックを入力します。AIアシスタントが質問のドラフトをすべて生成しますので、カスタムプロンプトを使用して変更することができます。AIアシスタントが従う追加の指示を工夫したり、以下に関するプロンプトをいくつか試してみましょう。


  • 難易度を調整する

  • ブルームの分類レベルを変更する

  • トーンと対象者を変更する

  • 質問タイプを択一選択から複数選択、またはその逆に変更する


また、事前設定済みのプロンプトから[Change focus]または[Add an answer]のいずれかを選択することもできます。下書きに満足したら、[Insert]をクリックして質問を生成します。


TIPS:インタラクティブ性を追加するには、フリーフォーム形式の質問をお試しください。質問のドラフトをコピーし、クイズ作成プロセスをキャンセルします。新しいスライドにコンテンツを貼り付け、調整を行い、スライドをフリーフォーム形式の質問に変換します。



ナレッジチェック


Rise 360のみで利用可能なナレッジチェックブロックは、現在のレッスンに基づいて作成できます。右上の[AI Assistant]メニューに移動し、レッスン内で[Generate knowledge check]を選択します。このオプションは、ブロックライブラリの[Knowledge Check]メニューからも選択できます。AIアシスタントがドラフト全体を作成します。プロンプトを使用して、これを修正することができます。


学習目標、難易度、または問題タイプ(択一選択から複数選択への変更、またはその逆)など、AIアシスタントに変更を促します。[Change Focus]や[Add Answer]など、事前設定済みのプロンプトを選択するオプションもあります。質問を確定したら、下書きの下にある[Insert block]ボタンをクリックします。ナレッジチェックがページの下部に挿入されます。


ブロックを修正する必要がある場合は、ブロックの上にカーソルを移動し、左側の[AI Block Tools](きらめくアイコン)をクリックするだけです。[Edit with AI]を選択すると、AIアシスタントのブロック編集機能を使用してナレッジチェックを編集できます。



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