Articulate 360のAIアシスタントの新しい音声モデルV3がまもなく登場!
- Hiroshi Oto

- 1 日前
- 読了時間: 3分

eラーニングの世界では、コンテンツの質と制作効率の両立が常に課題です。特にナレーションは、プロの声優を起用するか、自分で録音するか、どちらも時間とコストがかかる作業です。そんな中、Articulate 360が提供するAIアシスタントによるText-to-Speech(TTS)機能が、ラーニング業界に新たな可能性をもたらしています。
そしてまもなく正式にリリースされるのが、AIアシスタントのTTS バージョン3(V3)モデルです。この新世代のAI音声は、従来のTTSとは一線を画す「人間らしさ」を実現し、eラーニング制作の在り方を根本から変えようとしています。
抑揚と感情表現が大幅に向上
V3モデルの大きな進化の一つは、抑揚とイントネーションの自然さです。従来のAI音声は、どこか平坦で、聞いていて飽きてしまうこともありました。しかしV3では、話し方のリズムや感情のニュアンスまで再現可能になっています。まるでプロのナレーターが話しているかのような音声が生成されます。
特にRise 360やStoryline 360での利用時には、学習者の集中力を高め、理解度を向上させる効果が期待できます。ユーザーからは「AI音声なのに、感情が伝わってくる」と驚きの声も上がっています。
Rise 360やStoryline 360でのAI音声生成
Articulate 360のAIアシスタントは、Rise 360やStoryline 360の中で直感的に利用できます。次の動画は各ツールでAI音声を生成した様子です。
TIPS 日本語モデルを利用するためにはまずモデル群から「Japanese」で検索することが必要です。よく使うモデルはお気に入りに入れておくと次からの使用が楽になります。 |
Rise 360
使用VOICE
KEN
Sakura Suzuki
Storyline 360
使用VOICE
KEN
Kaori
導入メリット:コスト削減と品質向上の両立
企業や教育機関がこのTTS機能を導入することで、以下のようなメリットが得られます:
収録コストの削減:スタジオ不要、声優不要
制作スピードの向上:数分でナレーション完成
多言語対応:グローバル展開にも最適
アクセシビリティ向上:視覚障害者向けの音声教材にも活用可能
コンテンツの一貫性:同じ声で複数教材を統一可能
まとめ:AI音声は「補助」から「主役」へ
V3モデルの登場により、日本語においてもAI音声はもはや「代替手段」ではなく、「最適解」となりました。Articulate 360のAIアシスタントは、教育コンテンツ・トレーニングコンテンツの質と効率を同時に高める最強のパートナーです。
「人間の声にしかできない」と思っていたことが、今やAIで可能になった時代。あなたのコンテンツも、AIの力で「声」を持たせてみませんか?
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