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Rise 360でAIアシスタントを使ってのコンテンツ作成

執筆者の写真: DISCEDISCE

AIアシスタント機能が搭載されたRise 360から、AIのパワーを活用しましょう。コンテンツの作成や編集、画像の生成、ブロックタイプの変換など、さまざまな操作が可能です。AIアシスタントが提供する機能や使用方法について、さらに詳しくご説明します。このブログシリーズをまだご覧になっていない場合は、コースレベルの設定などについて説明した「Rise 360でのAIアシスタントの始め方」ブログをご覧ください。AIアシスタントを最大限に活用するためのヒントもご確認ください。


[AI Assistant]ボタンの機能が有効になっていない場合は、Articulate 360 Teams 管理者によってArticulate AIが無効にされています。[AI Assistant]ボタンがまったく表示されない場合は、その機能はアカウントでは使用できません。Articulate 360 Teams の管理者に問い合わせてください。



ステップ1:コースレベルのコンテンツの作成と編集


コースレベルでは、AIアシスタントを使用してコースのアウトライン、クイズ、コースサマリーを作成できます。作成方法については、以下をお読みください。


マイクロラーニングでは、コースレベルのオプションは使用できません。


コースのアウトラインの作成


Rise 360ダッシュボードで[Create New]をクリックし、[Course]>[Start with AI]の順に選択します。指示に従って、インターネット上に公開されている一般知識またはソースドキュメントを使用してコースアウトラインを生成できます。コースアウトラインの生成中に[Stop generating]をクリックすると、タイトル選択ステップに戻ります。


注意:右上の「X」アイコンをクリックしてキャンセルすると、プロセスを再度開始するには新しいコースを作成する必要があります。


指示に従って、提案のブラッシュアップや編集を行い、アウトラインを微調整します。準備ができたら、[Insert Course Outline]をクリックします。すると、AIアシスタントが、作成したアウトラインに基づいてコースタイトル、説明、およびレッスン枠を作成します。ドラフトに表示されているサブトピックは、後工程のブロック生成時に関連するトピックとして提案されます。コースアウトラインの作成をマスターするためのヒントをいくつかご紹介します。


ヒント:

現在、学習目標のフィールドに入力した内容を分析する際に、AIアシスタントはブルームの分類法やその他の類似のフレームワークを使用していません。そのため、上位レベルのトピックまたは従来型の学習目標を入力すると、最良の結果が得られます。例えば、「テニスのルール」という上位レベルの目標を入力すると、AIアシスタントはそのトピックに基づく一般的なアウトラインを生成します。しかし、より具体的な成果を求めている場合は、「学習者はテニスのルールを要約できるようになる」と入力すると、より的を絞ったアウトプットが生成されます。

AIアシスタントはまず、コース名の候補をいくつか提示します。リストから選択するか、さらに変更を加えることができます。その後、コース概要の作成に進みます。コース概要を適用する前に、必要に応じてコース概要を修正できます。例えば、レッスンの数を編集したり、レッスンのタイトルを変更したり、レッスンの順序を再編成したりすることができます。結果に満足したら、[Insert Course Outline]をクリックします。


コース概要ページのタイトルの下にある[View course outline]ボタンをクリックして、AIが生成したコースアウトラインを確認します。これにより、AI設定ウィンドウの[Course Outline]タブが開きます。また、右上にある[AI Assistant]をクリックし、[AI settings]を選択して[Course Outline]タブを選択することもできます。[Copy text]をクリックするだけで、コースアウトラインの内容をコピーすることができます。現在、この表示には、コースアウトラインの生成後にレッスンタイトルに変更を加えた内容は反映されませんが、コースタイトルの更新は反映されます。


注意:コースアウトラインの生成プロセスをキャンセルすると、新しいコースを作成しないと再開することはできません。



クイズの作成


[AI Assistant]をクリックし、[Generate quiz]を選択すると、現在のレッスン内容に基づいてAIアシスタントがクイズを作成します。AIアシスタントにクイズをカスタマイズせずに作成させることもできますし、トピックや難易度レベルなどを指定することもできます。準備ができたら、[Generate quiz]をクリックして、作成されたクイズレッスンを挿入します。


デフォルトでは、AIアシスタントはコース内のすべてのコンテンツに対して、最低3問から最大25問のクイズ問題を作成します。生成されたクイズは、他のクイズと同様に編集や修正が可能です。




コースサマリーの生成


[AI Assistant]メニューから[Generate course summary]を選択すると、コースの内容に基づくサマリーが生成されます。サマリーは、コースの内容に基づく要約分と箇条書きの要点リスト、コンテンツから作成された注釈、およびコース修了の感謝の文言で構成されます。

生成されたコースのサマリーに期待した内容が含まれていない場合は、特定のトピックに焦点を当てるよう指示して、再度生成してください。




ステップ2:レッスンレベルのコンテンツの作成と編集


レッスンレベルのコンテンツは、複数の方法で生成できます。[AI Assistant]メニューのオプション、ブロックショートカットバーのボタン、またはブロックライブラリの[AI Blocks]セクションから生成できます。一部の機能は、[AI Assistant]メニューからのみ利用できることにご注意ください。詳細の開始方法については、以下を参照してください。



ブロックの生成(Generate Block)


[AI Assistant]メニューから[Generate block]を選択するか、ブロックショートカットバーから[AI Blocks]を選択するか、ブロックライブラリから[AI Blocks] > [Generate Block]を選択して、ブロックの生成を開始します。これらのいずれかのオプションを選択すると、画面の右側に[Generate Block]ダイアログが開きます。


  1. ソースコンテンツとしてドキュメントをアップロードしている場合は、それらが自動的に選択されます。変更する場合は、[Source content]ボタンをクリックします。ここで、ソースとしてレッスンコンテンツを追加したり、ソースドキュメントの選択を解除したりすることができます。[Save]をクリックして続行します。ソースコンテンツの種類には、以下のものがあります。

    1. This lesson:AIアシスタントが現在のレッスン内のテキストベースのブロックをすべて自動的に参照します。これを変更するには、[Edit]をクリックし、追加するブロックを選択してから[Done]をクリックします。

    2. Documents:[AI Settings]でアップロードしたドキュメントのリストから、1つまたは複数のアイテムを選択します。新しいソースファイルをドラッグ&ドロップしたり、テキストをフィールドに貼り付けることもできます。ソースドキュメントは、一度選択すると、今後の生成時でも選択されたままになります。

  2. トピックは、ソースドキュメントまたはAIアシスタントが生成したコースアウトラインに基づいて自動的に提案されます。トピックを選択すると、自動的に次のステップに進みます。

    また、トピックを手動で入力し、[continue]アイコンをクリックするか、Enterキーを押して次のステップに進むこともできます。ソースを選択しなかった場合は、AIアシスタントがトピックに関するインターネット上の一般的な知識から情報を引き出します。

  3. ブロックの種類を選択すると、AIアシスタントが初期プロンプトに基づいてコンテンツのアウトラインまたは完全なドラフトを生成します。プロンプトフィールドにコンテンツに関する要望(日本語も受けつけます)を入力します。満足のいく内容になったら、[Use this outline]をクリックするか、すでに完全なドラフトが生成されている場合は次のステップに進みます。

  4. 詳細情報を追加したり、AIアシスタントに指示を出すことで、完全なドラフトに修正します。「詳細を追加してください」や「手順を追加してください」などと指示できます。ブロックの種類に応じて、AIアシスタントはドラフトされたコンテンツの下に編集オプションを提案します。

  5. AIアシスタントのドラフトに満足したら、[Insert block]をクリックします。


注意:[AI Assistant]パネルの上部にある [X] をクリックすると、ブロックを生成せずにセッションを終了できます。また、AIアシスタントが作業中の場合は、[Stop Generating]をクリックして現在の生成タスクを中止し、追加の指示を入力することもできます。



ブロックの編集(Edit Block)


既存のブロックに追加のコンテンツを生成したり、既存のコンテンツを編集するには、[AI Assistant]メニューから [Edit block] を選択します。表示されるブロック参照画面から編集するブロックを選択し、[Done]をクリックして続行します。

選択したブロックがソースとして表示された[Edit Block]画面が表示されます。ブロックがソースコンテンツを使用してAIによって生成された場合、同じソースが使用されます。


テキストフィールドに実行したい内容を入力します。例えば、AIアシスタントに追加情報の追加、段落の結合、ステップの追加などを依頼することができます。変更が完了したら、ブロック全体を置き換えるか、選択したブロックの下に編集したブロックを挿入することができます。



画像の生成(Generate Image)


[AI Assistant]メニューから[Generate image]を選択するか、ブロックショートカットバーから[AI Image]を選択するか、またはブロックライブラリから[AI Blocks] > [Generate Image]を選択して、画像生成を開始します。画像の説明を入力し、ドロップダウンメニューからスタイルを選択します。画像スタイルを選択すると、そのスタイルを生成するために使用されたプロンプトが表示されます。それをコピーして、独自のカスタムスタイルのベースとして使用することができます。AIアシスタントは、あなたのブロックに最適なアスペクト比を自動的に選択します。横長(16:9)、正方形(1:1)、縦長(9:16)のいずれかです。


TIPS

日本語で画像の説明を入力して画像生成すると、生成される画像が要望通りにならないことがあります。おすすめはいったん日本語での画像の説明をテキストブロックに入力し、それを選択し、[AI Assistant]メニューから[Create AI image prompt]をクリックし、英語でのプロンプト文を作成してもらい、コピーして上記の工程に利用すると意図通りの画像を作成してくれます。



準備ができたら[Generate Image]をクリックし、生成された4つの画像からいずれかを選択して、コースに即座に挿入します。どれも気に入らない場合は、[Generate Again]をクリックすると、現在の生成パラメータに基づく4つの新しい画像が生成されます。

また、新しい画像を生成する前に、新しいアートスタイルを選択したり、プロンプトを修正することもできます。カスタム画像スタイルを使用して、特定のアートスタイル、カラーパレット、あるいはすべての画像に含めたいアイテムなどのパラメータを指定することもできます。


生成された画像の上にカーソルを移動し、右上のプレビューアイコンを選択すると、画像の拡大版が表示されます。4つの生成された画像を順に表示し、現在の画像をコースに挿入するには[Insert image]をクリックします。また、1つまたはすべての画像をデスクトップにダウンロードすることもできます。


注意:不適切、攻撃的、または法的に保護された言葉は、画像の生成に使用できません。制限された言葉を含むプロンプトはブロックされるか、またはコンテンツが生成されません。詳細については、コンテンツポリシーを参照してください。



ナレッジチェックの生成(Generate Knowledge Check)


レッスン内容に基づいて、AIアシスタントが自動的に択一選択問題または複数選択問題のナレッジチェックブロックを作成するには、[Generate knowledge check]を選択します。必要に応じて修正します。内容に満足したら、[Insert knowledge check]をクリックして、ナレッジチェックをレッスンの下部に追加します。



TIPS:作成された問題タイプ以外の問題タイプが必要な場合は、ブロックのコンテンツメニューから、別の問題タイプに簡単に変換できます。



レッスンサマリーの作成(Generate Lesson Summary)


AIアシスタントを使用してレッスンを要約するには、[Generate lesson summary]を選択します。AIアシスタントは、デフォルトではカスタマイズせずに要約を自動的に生成します。レッスン内の特定のトピックに焦点を当てたい場合、特定のスタイルで記述したい場合、またはその他の指定を行いたい場合は、要約のカスタマイズフィールドにその指示を入力します。

[Generate Summary]をクリックすると、AIアシスタントがレッスンの最後に要約を含む段落ブロックを挿入します。この処理には、レッスンの長さによっては時間がかかる場合があります。




マジックテキストのインポート(Magic Text Import)


[AI Assistant]メニューから[Magic text import]を選択するか、ブロックライブラリから [AI Blocks] > [Magic text import]を選択して、ソースコンテンツからプロセス、アコーディオン、またはタブブロックを作成します。形式に沿ったテキストをコピーして、フィールドに貼り付けます。[Generate Block]をクリックすると、AIアシスタントがテキストを新しいブロックに変換し、見出しに基づいてステップやブロック要素を作成します。



ステップ 3:ブロックレベルのコンテンツの作成と編集


AIアシスタントでは、インラインでの作成、編集、ブロック変換などのブロックレベルでの生成オプションが用意されています。また、画像を生成するための別の導線も用意されています。ブロックレベルの機能の使用方法については、引き続きお読みください。



インラインでの作成と編集


テキストブロックやプロセスブロックなど、形式に沿ったテキストを入力できる場所であれば、インラインでの作成と編集機能を使用できます。テキストを選択するか、空行にカーソルを置き、表示される[Edit]または[Write with AI]アイコンをクリックします(きらめく3つの星のアイコンです)。


[Edit with AI]機能は選択したテキストのみに焦点を当て、[Write with AI]機能は入力内容から新しいコンテンツを生成します。


AIアシスタントを使用して選択したテキストを編集する際には、文法の修正、選択したテキストの短縮または延長、トーンの簡素化や変更、特定の読者層向けの書き直しなどを行うことができます。また、AIアシスタントに選択したテキストを箇条書きリストや表に変換させたり、キーワードを太字にしたり、絵文字を挿入したりするなど、選択したテキストの書式設定を行うこともできます。


選択したテキストは、選択したテキストをベースに複数の段落を追加したり、まったく新しいものに変換したりして、新しいコンテンツを生成することもできます。


[Write with AI]プロセスは、AIアシスタントがまず「何を書きたいですか?」と尋ねることから始まります。次に、生成されたコンテンツを編集するためのオプションが提示されますが、そのオプションは既存のテキストを編集する際に提示されるものと同様です。また、AIアシスタントは文脈を認識するため、現在のブロックとソースドキュメントに関連するレッスン教材を参照することで、関連性が高く、まとまりのあるコンテンツを生成することができます。



AIで編集(Edit with AI)


編集ツールバーの[AI Block Tools]アイコンをクリックし、[Edit with AI]を選択して [Edit Block]ダイアログを開きます。レッスンレベルの編集ブロックプロンプトとは異なり、テキストがすでに選択および処理された状態で表示され、変更の準備が整っています。準備ができたら、[Insert]または[Replace]を選択して新しいブロックを生成するか、既存のブロックを置き換えます。



インスタント変換(Instant Convert)


[AI Block Tools]の[Instant convert]メニューからオプションを選択すると、クリックするだけでブロックを変換できます。現在のブロックを変換したいブロックタイプを選択するだけで、AIアシスタントが残りの処理を行います。新たに生成されたブロックは、現在のブロックの下に挿入されます。



画像の生成(Image Generation)


[image edit]ダイアログがある場所であればどこからでも、AIアシスタントの画像生成にアクセスできます。[Replace with AI]オプションを選択すると、画像生成画面が起動します。



フィードバックの提供(Provide Feedback)


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