パブリックコンテンツの有効利用:Degreedラーニングインデックス

原文「Public Content Without Disclaimers: Building the Degreed Learning Index


過去の時代、利用可能な貴重なコンテンツを保護するライブラリが数えるしかなく、あるテーマを学びたいならば、あまり選択肢がありませんでした。今日では対照的に「データサイエンスの学習方法」を検索すると、たった数秒で33億件の結果が得られます。


スパム、クリックベイト(内容とは関連性の乏しいタイトルで誘導される)、スポンサーコンテンツなどが混在する中で、見失ってしまう優れた学習教材がたくさんあります。探し出す方法や機会も問題となります。Webと検索エンジンは学習用に構築されていません。Googleの検索結果は教育学に基づいてランク付けされているのではなく、特権、広告収入、人気度に基づいてランク付けされています。実際に学ぶ際は「xを学ぶにはどうすれば?」という質問に対する本当にパーソナライズされた答えが必要です。この質問に対する最も良い答えにはパブリックラーニングコンテンツが含まれます。


このことが、Degreedが世界最高峰の専門的な学習コンテンツ群を一つのラーニングインデックスとしてキュレーションし、圧倒的なコンテンツの海に道筋を示す灯台のような役目を果たす機能を構築している理由です。ラーニングインデックスは、大規模なコースカタログから、マイクロクレデンシャルやニッチなブログやポッドキャストまで、あらゆるものを参照する、幅広いパブリックソースを網羅することができます。人によるキュレーションとAIやマシンラーニングを組み合わせることで、学習者があらゆるスキルに最適なコンテンツを見つけられるように支援したいと考えています。



なぜラーニングインデックスなのか?


あるラーニングプラットフォームがコンテンツソースでもあり、そのプラットフォームのコンテンツパートナーが不当に競争させられることを要求する例はたくさんあります。コンテンツパートナーの投資が維持されるために、Degreedは意図的に独自の有料コンテンツカタログを持ちません。代わりに、他者が行っている素晴らしい仕事を強調してインデックス化したいと思っています。私たちDegreedは、エンドユーザー、クライアント、パートナーに可能な限り最高のエクスペリエンスを提供することをお約束します。これは、中立的なプラットフォームを構築することによってのみ可能です。


専門的なトレーニングコースの自社開発や購入に多くの力が注ぎ込まれていますが、得られているデータからは、パブリッシュコンテンツが学習活動の大部分を占めていることを示しています。会社独自に開発した、または購入したリソースは主要なエンゲージメントポイントですが、企業の学習環境ではそれらが優先されないことがよくあります。就業中、通勤中、週末に、私たちは学習しており、その学習のほとんどは、所属企業によって作成されたものでなかったり、所属企業が支払わっているものではありません。ラーニングインデックスの目標は、人々が望み、期待し、自主的な、毎日パーソナライズされる全範囲のリソースをサポートすることです。もしDegreedのラーニングプラットフォームと学習文化がパブリッシュコンテンツを優先しなかったとしたら、最も魅力的なリソースの大部分が失われてしまいます。




コンテンツの海を整理する


学習の視点でインターネット全体をキュレーションし始めるにつれ、専門的なラーニングインデックスに役立つソース種類について多くのことを考えてきました。「企業研修」の枠外を見ると圧倒されてしまうことがよくあります。しかし真にエンゲージされた人々は、一人ひとり異なるアプローチと幅広いコンテンツパートナーのリストを必要とします。個人への関連性と品質を確保するために、Degreedの戦略の中心的な要素は、個人の専門知識にできるだけ近いコンテンツをキュレートすることです。


優れたエンタープライズラーニングプラットフォームとの多くの連携に加えて、エンタープライズプラットフォームが構築されていない場合でも、パブリックコンテンツに簡単にアクセスできるようにしたいと考えています。これを行うために、Degreedでのインデックス作成において重点を置いている主要なコンテンツカテゴリを次に示します。


  • メディア 短い形式と長い形式のビデオ、記事、ポッドキャストは非常に魅力的で、学習と娯楽の境界線を曖昧にします。MasterClassPlanet Moneyポッドキャスト、TEDをイメージしてください。

  • 学習アプリ インタラクティブなエクスペリエンスやゲームは、特定のスキル分野で焦点を絞った教育と継続的な進歩を提供します。 例:Calm、Babbel、Codecademy。

  • 業界別コンテンツ 各企業はますます業界別の集合的な専門知識を共有し、より広い市場を教育するために業界別コンテンツに投資しています。製品デザイン、ビジネス、ソフトウェア、エンジニアリングに関する世界最高峰の学習リソースのいくつかは、世界最高峰の企業の専門家から直接提供されています。例えば、Invision社のDesign BetterInside Intercom、Stripe社のIncrementなどです。

  • 製品教育 このコンテンツは、特定職務に不可欠な製品の使用方法に関する教育と、多くの場合ツール以外の役割自体に関する教育を提供します。例えば、Microsoft Learn、AWS Training、Hubspot Academyです。

  • 専門家 可能であれば、個人ブログ、ポッドキャスト、クリエイターやソートリーダーからの書籍やコースなどの情報源を使って、専門家に直接アクセスしてください。例えばGraphQLのJohn Resig氏Marketing et. alのSeth Godin氏Market GardeningのJean-Martin Fortier氏などです。

  • スキル固有のプロバイダーや協会 ワークショップ、ブートキャンプ、学習オプション、マイクロクレデンシャル、スキル固有の認定は、多くの場合、小規模で柔軟性があり、特定のキャリア目標に焦点を当てたエクスペリエンスを提供します。例えば、IDEO UProject Management InstituteSHRMなどです。



ラーニングインデックスの構築


私たちDegreedは心を成長させ、キャリアを成長させるために必要なコンテンツのほとんどがすでに存在していると信じています。しかしキュレーションは困難です。大企業やチームにとってパブリッシュコンテンツを安全にすることは困難です。ソースが、信頼でき、高品質で、安全で、文書化され、完全にコンフィグレーションできる必要があります。リソースの収集とキュレーションは、一貫して大規模に機能する必要があります。Degreedの目標は、企業の免責事項を必要とせずに、豊富なパブリックコンテンツを解放することです。


企業がパブリックコンテンツを簡単に利用できるようにするために次のことを行っています。


  • キュレーション コンテンツをスキルにつながる自動キュレーションエンジンと組み合わせ、すべてのソースの学習に焦点を当てたルーブリックベースでの人間によるレビューと共に、新しいアイテムの関連性と品質を保証します。

  • 透明性 コスト、エンゲージメント、言語、トピック、スキル、サンプルに関する詳細を含む、すべてのソースの完全なドキュメントとインサイトを提供します。

  • 安全性 クラス最高のコンテンツモデレーションフィルターは、マシンラーニングを使い、安全ではないと見なされる可能性のあるすべてのアイテムを事前に除外します。これは、サポートされているすべての言語で行われます。

  • セキュリティ すべての望ましくない、または悪意のあるURLの予防除去を伴いキュレーションし、サイバーセキュリティの追加レイヤとして機能します。

  • スケーリング 新しいインフラにより、プロバイダーを簡単に追加でき、パブリックコンテンツプロバイダーがインデックスへの貢献を管理、洞察、キュレートするためのツールが含まれています。

  • 統一性 学習者向けの統一されたコンテンツエクスペリエンスとは、パブリックコンテンツの検索で、デフォルトで適切に表示できる一方で、信頼たりえると明確にマークされ、免責事項の背後に隠されないことを意味します。

  • ネイティブサポート 頻繁なコンテンツ更新、自動収集、ネイティブビデオプレーヤー、Degreed PathwaysやPlansを通じて、学習者のエクスペリエンスを向上させるために、コンテンツパートナーがDegreed上でネイティブプロバイダーとして構築できるようにします。この新しいツールセットは、コンテンツを企業に簡単に配布できないような小規模なプロバイダーにとって特に価値があります。

  • コンフィグレーション おそらく最も重要なことは、顧客が会社固有のニーズに基づいてカスタマイズできるようにする、管理ダッシュボードを構築できることです。最も関連性のあるプロバイダー、言語、スキルを使用してコンテンツエクスペリエンスを構築します。



私たちだけでは行うことはできません


新しいアプローチの最も優れた点の1つは、コンテンツの目標を達成するために顧客とのコラボレーションがこれまでになく簡単になったことです。必要なラーニングインデックスの作成を支援する方法は次のとおりです。


  • 新しいプロバイダーとの提携 貴社ビジネスにとって最も重要なスキルやニッチなトピックに応じて、新しいパブリックコンテンツソースにワンクリックで接続し、簡単に構成できるようにセットアップできます。

  • 理想的なコンテンツエクスペリエンス 上記に加えて、パブリックコンテンツを視聴者にとって簡単で価値のあるものにするために何が必要でしょうか?完璧なコンテンツエクスペリエンスを構築できたら、どのようになるのでしょうか?「Content is King」という言葉をよく耳にしますが、実際にはそれはラーニングエクスペリエンスのほんの一部にすぎません。コンテンツを学習文化の他のコンポーネントにどのようにうまく結び付けることができるのでしょうか?

  • 自らもプロバイダーに 優れた学習コンテンツを広げていくには、貴社エキスパートと貴社業界コンテンツの2つの重要なソースが含まれます!Invision社や他企業と同じように、貴社の専門知識を世界と共有するお手伝いをします。

By Timothy Cook, Product Manager, Content And Curation

July 29, 2020

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