筆者がStudio360ユーザーと話をすると、Storyline360も試してみたいと思っているけど、二の足を踏んでいるとよく言われます。あなたも同じような状況でしょうか?
確かに変化は怖いですが、PowerPointのようなインターフェースとインポート機能により、Studio360からStoryline360への移行はスムーズに行えます。
また、Storyline360はArticulate 360サブスクリプションに含まれているため、追加費用なしですぐに使用できます。
まだ迷われている場合は、Studio360ユーザーがStoryline360を使い始める際に、最も高く評価しているポイントをご覧ください。
1. 認知負荷を軽減するインタラクティブ性
PowerPointでのコース作成の場合、画面上のテキスト量を減らして認知負荷を減らし、学習者を集中させるのはなかなか難しい場合があります。Storyline360では、スライドレイヤーを使用して、クリックすると補足情報を表示させることが簡単にできるため、学習者はコンテンツを小さくてわかりやすいチャンク(まとまり)で表示することができます。
例えば、次のようなスライドがあったとします。
上のスライドの代わりに次のようなインタラクティブを作成することができます。
このサンプルの2つ目のスライドは、ぱっと見の情報量が少なく圧迫感が少ないだけでなく、各ポイントを1つずつ提示することで、学習者にインタラクティブ性を与え、内容を記憶する可能性を高めます。
2. 静的スライドを魅力的なインタラクティブ性に変換する
PowerPointでコース作成した場合は、[次へ]ボタンをクリックする以外にコースを操作できない場合が多いかと思います。Storyline360では、Convert to Freeform機能により、静的なスライドを数回のクリックで魅力的なインタラクティブに変換することで、学習者を引き付けることができます。
例えば、紫外線からの安全に関するコースを作成しており、次のようなスライドがあるとします。
有益ではありますがインタラクティブではありません。次に同じ内容で、インタラクティブを使った視聴者を魅了する方法を見てみましょう。
学習者の視点でどのバージョンが面白くて魅力的だと思いますか?私の場合はドラッグアンドドロップバージョンの方です。
3. ノンリニア(非線形)コースのデザイン
様々な知識とスキルレベルを持つ複数の対象者に単一コースを準備することは、非常に難しく、実際の課題でもあります。全員のニーズを確実に満たす1つの方法は、非線形の、分岐するコースを構築することです。これは学習者がコース内を自由にナビゲートできるメニューを作成するか、学習者のアクションに応じてコースのたどる道筋が変化する、独自のアドベンチャースタイルのコースをデザインすることです。
PowerPointでノンリニアコースを構築することは非常に困難な場合があります。しかし、Storyline360の場合は簡単です。下のGIFアニメが示すように、ストーリービューでスライドをドラッグするだけで、コースの流れを簡単に変更できます。
Storyline360でのノンリニアコースの作成は、パーソナライズされたエクスペリエンスを学習者にすばやく簡単に提供できることを示す一例にすぎません。また、エクスペリエンスをパーソナライズするほど、コースは学習者にとってフィットするように感じられ、概念を覚えて業務に適用できる可能性が高くなります。
コースをパーソナライズするためのヒントをもっと知りたいですか?「eラーニングコースをパーソナライズする3つの方法」のブログ記事をご覧ください。
4. 直感的なカスタムナビゲーションの構築
Storyline360を使用すると、学習者のエクスペリエンスを完全に制御できます。すべてのオブジェクトをカスタムボタンとして変換して、学習者が期待する方法で動作するようにして、ナビゲーションを直感的にすることができます。
例えばWebページを見ている時に、オブジェクトがクリックできることをどのようにして知ることができますか?注意を払うと視覚的な手がかりに気付くでしょう。例えばクリック可能なオブジェクトの上にマウスを置くと、カーソルが矢印から手のマークに変わります。またオブジェクト自体の書式に若干の違いがあり、塗りつぶしの色が少し明るくなったり、暗くなったりする場合があります。これらの視覚的な手がかりは、Webサイトをナビゲートし、探しているものを見つけるのに役立ちます。
eラーニングコースでも同じことができ、学習者を迷わなくすることができます。以下のGIFアニメをご覧いただき、そのエクスペリエンスがどのように感じられるかを理解してください。
Storyline360のステイトやトリガーなどの機能を使用すると、オブジェクトを数秒でクリック可能にすることができます。またクリックする場所をテキストで表現しなくても、これらのオブジェクトは学習者が期待するように動作するため、コース内容に集中できます。
まとめ
Studio360コースをStoryline360にインポートするのはとても簡単です。また、PowerPointのようなStoryline360インターフェースは、とてもなじみの深いインターフェースです。ぜひ試してみてください!役立つリソースをいくつか示します。
Storyline 360を試してみたいが、Articulate 360をまだご契約されていない場合は、30日間の無料トライアルをお試しください!
株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です
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