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  • 執筆者の写真DISCE

360度からスキルを可視化するDegreedピアレーティング

更新日:2023年11月22日


人材開発担当者は、スキルについて多くの時間を費やしていますが、従業員がどのようなスキルを持っているかを完全に理解できている人はほとんどいません。その課題の1つは、個人の熟練度を真に評価するには、複数の視点とデータソースが必要であることです。


Degreedでは、自己評価とマネージャー評価によるスキルレベルのレーティング機能を提供しています。個人とそのマネージャーは、レーティング機能を使ってスキルに関する貴重な視点を提供できます。またスキルレビュー機能は、スキルレベルを検証するためのもう一つの重要な情報リソースです。Degreedでは、スキルレーティング、スキルレビュー、およびサードパーティのソリューションとの連携統合によってスキルレベルの把握を実現しています。


Degreedのスキル評価プロセスで欠けていたのは、同僚の視点、ピア(同僚)評価です。日常業務で、ある人と密接に働いているチームメンバーは、その人が業務でどのようにスキルを使えているのかについて独自の洞察力を持っており、それらの洞察力を把握する必要があります。


Degreedの顧客は、すでにDegreedのスキルインサイトとレーティングソリューションを使用して従業員のスキルデータを掘り下げることの利点を経験しており、さらに多くのことを求めていました。


Novo Nordisk社のデジタルラーニングの責任者であるPeter Manniche Riber氏は、次のように述べています。『会社全体で意図的なスキル能力開発を推進し、ユーザーの好み、行動、ビジネスニーズに基づいて適切な学習面での介入を計画することができます。』


このような理由から、私たちはピアレーティング機能を開発しました。現在提供しているピアレーティング機能は、自分のスキルについて同僚から直接フィードバックを受けることができ、L&D部門のリーダーには従業員のスキルについて360度の視点を提供するものです。



ピアレーティングをより詳しく


ピアレーティングは、組織が従業員のスキルレベルを理解するための支援に焦点を当てた、Degreedの最新追加機能です。これは、個人が特定のスキルについて同僚にフィードバックを求めることができるようにするものです。


自己評価やマネージャー評価と同様に、ピアレーティングは、個人のスキルのレベルに関するデータポイントを提供しますが、ピアレーティングは、親しい同僚からの視点が提供されます。


このユニークな視点は、スキルレベルに関する貴重なデータを提供し、同僚、マネージャー、自分自身、アセスメントからのフィードバックを反映して、個人のスキルプロファイルをまとめ、その人のスキルを360度から見ることができます。



ピアレーティングはどう機能するのか?


同僚からのフィードバックを受けるのは、とても簡単です。ユーザーはスキルを選択し、フィードバックを受けたい仲間を選びます。同僚にはレーティングするよう通知が届き、レーティングが完了すると、ユーザーはレーティングの詳細を見ることができます。


ピアレーティング機能を使うと、学習者は以下のことが可能になります。

  • 同僚にレーティングを依頼する

  • リクエストが送信され、同僚はレーティングする

  • 自分のピアレーティングのサマリーを見ることができる

  • 各ピアレーティングの詳細を見ることができる

  • ピアレーティングレベルの平均点を確認することができる


また、マネージャーはチームメンバーのスキル状況を可視化でき、チーム内のスキルやスキルレベルをより深く理解することができます。


ピアレーティング + マネージャー評価 + 自己評価 + アセスメントによる評価 = 360度スキルプロファイル(別名:実用的なデータ)



ビジネスへの貢献


ピアレーティングやその他のソースから得られるスキルデータは、企業が直面する課題に取り組む上で不可欠な情報です。


Deloitte社の調査によると、89%の経営層が、企業組織が業務を定義する上でスキルの重要性が増していると回答しています。しかし従業員が自分のスキルや能力を最大限に発揮していると強く感じているのはわずか18%に過ぎません。


もし、従業員自身やL&D部門担当者が社内人材の所持スキルを把握していないとしたら、どうやってスキルを最大限に活用できるのでしょうか?それは無理な話です。そのため、スキルアセスメントと自己評価、同僚評価、マネージャー評価を組み合わせた強固なスキルプロファイルが、従業員の潜在能力、ひいてはビジネスの潜在能力を最大限に引き出すカギとなるのです。


ビジネスに必要な人材を作るには、今いる人材を理解することから始まります。そして、その知識を明らかにすることで、真の意味でのインパクトを与えることができるのです。



L&Dへの貢献


十分な情報を得られているスキルプロファイルは、L&D部門のプロフェッショナルが共通の課題に取り組むのに役立ちます。


例えば、ラーニング部門は、提供する学習機会がインパクトのあるものであることを確認する必要があります。スキルレベルやスキルギャップを明らかにすることで、L&Dは最も重要な部分に能力開発のターゲットを絞ることができます。そうすることで、より良い結果を生むだけでなく、今必要でない学習リソースを特定することができ、L&Dはよりコスト効率を高めることができます。


スキルプロファイルは、L&Dのもうひとつの中核的な課題であるリーダーシップ開発にも役立ちます。ピアレーティングやその他のスキルデータから得られるデータは、より多くの学習リソースを必要とする場所をL&D部門に明らかにし、組織における効果的なリーダーシップをサポートできるよう支援します。


L&D部門のプロフェッショナルのもう一つの関心事は、学習的でポジティブな職場文化の創造です。Degreedの2021年版リサーチレポート「How the Workforce Learns」では、ポジティブな学習文化に見られる共通の属性が明らかにされています。興味深い発見として、同僚にスキルを評価された人は、学習文化をポジティブと評価する確率が75%高いことがわかりました。


L&D部門のリーダーが生涯学習のポジティブな文化を創造するためには、「個人が自分の成長について指導を受けられる心理的安全性のある環境」を作ることが不可欠です。そのため、スキルアセスメント、マネージャー評価、自己評価と合わせて、同僚にフィードバックを求める360度スキル評価を導入することを推奨しています。


もちろん、これらのデータはリスキリングやアップスキリングにも活用され、L&D部門はビジネスが必要とする人材を育成することができるのです。



従業員への貢献


スキルが業務の定義や機会のマッチングにおいてますます重要になるにつれ、従業員は自分の専門知識をアピールすることが不可欠になります。ピアレーティングのようなデータを含む強固なスキルプロファイルがあれば、従業員は自分の強みを強調し、改善が必要な分野に対処するために必要な情報を得ることができます。


例を見てみましょう。


Marisaさんは、あるソフトウェア会社でデータアナリストとして働いています。その会社は、製品提供のための創造的な新しいアプローチを求めています。L&D部門は、社内でプロダクトマネージャーの役割を担う人材として、アップスキリングやリスキリングを求めており、Marisaさんは興味を示しました。彼女は上司と相談し、どのスキルが最も重要かを知りました。そして、Marisaさんは自己評価とスキルレビューによるスキル評価を行い、これらのスキルに関する専門知識のレベルを示すデータを提供しました。


さらに、自分の強みに関する視点を加えたいと考えたMarisaさんは、上司と数人のチームメイトに自分のスキルレベルを評価してもらうことにしました。


これらすべてのデータソースを組み合わせることで、Marisaさんのスキルを360度見渡すことができます。


こうして、Marisaさんは自分のスキルの全体像を把握し、「クリティカルシンキング」のようなスキルは得意だが、「プロダクトデザイン」は不得意であることを知りました。この情報をもとに、彼女は上司に協力してもらい、「プロダクトデザイン」のレベルを高めるためのアップスキリングの機会を得ることができました。


Marisaさんは自分の希望の達成に近づいただけでなく、L&D部門は重要な取り組みにおいてビジネスをサポートすることができ、組織は内部からの人材開発という恩恵を受けています。



すべてを統合する


ピアレーティングは、個人のスキルプロファイルを完成させるために必要不可欠なステップです。従業員のスキルデータを完全に把握することは、従業員の生活、L&D部門の効率、そして企業組織が目指しているビジネス結果に多大な影響を与えることができます。


もっと詳しく知りたい方は、ぜひお問合せください。

 

By Dana Pellegrini, December 13, 2022

 

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