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eラーニングコースに適した目標の作成方法

更新日:2023年11月22日


ほとんどのクライアントは、eラーニングプロジェクトを開始する時に、学習者に対して特定の結果を念頭に置いています。では、学習者が目標の学習結果に確実に到達するようにするにはどうすればよいでしょうか?明確な目標やマイルストーンを作成することにより、学習者を測定可能な方法で目標に向かうようにします。eラーニングコースの堅実な目標を作成する簡単なアプローチを見てみましょう。



目標を特定する


コースの開発を開始する前に、クライアントがそのコースで達成したいこと、つまりトレーニングの目標を明確にしてください。また学習者が現在どこにいるかを評価する必要があります。開始時点と最終的な目標を明確にした後は、あなたの仕事は、開始時点から最終的な目標に到達するための最適なコースを設計することです。



目標を作成する


クライアントの目標を理解したら、コースの結果として学習者に得てもらいたい知識とスキルを定義することができます。これは「learning objective:学習目標」とも呼ばれます。学習目標を考えるにあたり、考える必要がある質問は次のとおりです。


学ぶ必要があるものは何か?

学習者がコースから学んだことで何ができるようにしたいかを考えてください。「知っている」や「理解している」などのあいまいな言葉は避けましょう。簡単に測定することはできませんので、コースから学習した内容で実行するタスクやアクションを具体的に説明しましょう。


学ぶ必要がある人は誰ですか?

コースの学習者を特定します。具体的に学習者が誰であるかを絞り込んでください。新入社員ですか?営業担当者ですか?学習対象者をターゲットします。


開始するために事前に必要なスキルや知識は何ですか?

コースに必要な学習者の知識や経験などの前提条件を定義する時、明確なインストラクショナルデザインの出発点となります。前提条件を決定することは、学習者がすでに知っていること、または知る必要があることについて、見逃された仮定を避けるのにも役立ちます。コースが前提条件の内容を提供していなくてもかまいません(追加することもできます)が、コースを開始するために必要な前提条件の知識を理解するだけで十分です。


これらの質問に答える時は、できるだけ具体的にしてください。さらに詳細に落とし込み、メイン目標に合わせてサブ目標を作成することができます。明確にした情報は、コースが目標を達成するために必要な内容と学習活動を明らかにするのに役立ちます。



例えば、住宅ローンを適切に処理する方法について、住宅ローン会社の従業員向けのコースを作成しているとします。あなたの主な目標は、融資担当者に適切な融資資格を取得するために住宅ローン文書を処理する方法を教えることかもしれません。


ここから落とし込み、次のような個々のセクション/レッスンのサブ目標を作成できます。

  • トレーニング後、融資担当者は住宅ローン融資に必要な文書を見極めることができる。

  • トレーニング後、融資担当者は住宅ローン融資の信用要件を見極めることができる。

  • トレーニング後、融資担当者は住宅ローン融資の就業条件を見極めることができる。


安心してください。もちろんeラーニングコースの目標を書く方法は1つではありません。できるだけシンプルで測定可能なものにすることに焦点を合わせてください。次に目標を設定したら、目標が到達できるよう、内容と学習活動を収集、作成、ソートします。


また、あなたの目標は、コースが達成することをクライアントに正確に簡潔に伝えることです。これらの学習マイルストーンは、クライアントが到達させたいメインの目標に学習者を導くことができます。マイルストーンが適切に設定されていれば、あなたとクライアントは、学習者が測定可能な進歩を遂げることに自信を持つことができます。



 

株式会社ディーシェは日本におけるArticulate製品の販売代理店です

 


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