ビジネスにおけるアジャイル性(突然の変化にすばやく適応すること)は、もはや必要不可欠です。しかし、アジャイル性を持つこととは正確にはどのようなことなのでしょうか?企業組織ではフレキシビリティ(柔軟性)やアジャイル(俊敏性)などの言葉を頻繁に使用しているので、単なる流行語になってしまう危険性があります。しかし、これらの言葉には意味があります。
フレキシブル:新しい、異なる、変化する要件に適応できる能力が特徴
アジャイル:素早く簡単な優雅さで動けることが特徴
これらの言葉は、ラーニングマネジメント、タレントマネジメント、人事マネジメントテクノロジーのためのものに聞こえますか?人事システム、タレントマネジメントシステム、ラーニングマネジメントシステムは、効率性と安定性のために設計・構築されているので、そう聞こえなくても何も問題はありません。安定性と効率性は、従業員データや給与支払などの重要なプロセスなどの“管理”に不可欠です。しかし、今はそれらの”管理”プロセスだけが優先事項ではありません。突然といっていいくらい、世の中はフレキシビリティとアジリティが必要となっています。
ラーニングチームとタレントチームがDegreedを使った自社の全体的なビジネスアジリティを高めることができる5つを次に示します。
1. 人々を速く動かす
Degreedは、スキルとスキルデータに基づいて、実行する必要のある業務と組織内の従業員をインテリジェントにマッチングすることができます。業務がプロジェクト、タスク、フルタイムであるかどうかに関係なく、人材プール全体を最適化して、適切な人材を適切な業務にすばやく任命することができます。
2. リソースをすばやくキュレーションする
Degreedは、従業員が業務を行う中で、日常的に使用している一般公開コンテンツを含む、様々なリソースから学習および能力開発体験をすばやくキュレーションできるように構築されています。
SME(分野専門家)からクラウドソーシングされたパスウェイ、プラン、リコメンドにより、L&Dチームは学習プログラムをより迅速に提供できます。Degreedの顧客であるPolaris Industries社は、システムを連携統合したり、キュレーションされたパスウェイを既存のカリキュラムに合わせたり、様々なリソースから既存コンテンツをキュレーションすることによって職種毎にラーニングプランを開発するのに役立つ革新的なソリューションをDegreedに求めました。結果、最初の1か月で70%の活用化が見られました。従業員は業務の流れを中断することなく彼らが必要とするものをDegreedから見つけてデータを生み出しています。
3. ワンクリックでコンテンツを統合
Degreedは、30以上のコンテンツプロバイダーと緊密に連携統合しており、コンテンツプロバイダーは毎月追加しています。クライアントは、ワンクリックで、Udacity、Skillshare、DataCamp、HubSpot、IDEO Uなどのコンテンツを簡単に連携対象として追加できます。これらの各コンテンツパートナーは、コンテンツの関連性と品質という視点で慎重に採択しています。
4. 多様なテクノロジーエコシステムを統合
旧来のLMSやHCMのように、オープンであると主張するテクノロジーベンダーは、連携統合することを困難にしたり、スピードが遅かったり、費用が高額だったりする場合があります。これらベンダーは貴社に彼らのシステム内ですべてを行ってほしいと望んでいて、貴社自身によるラーニングソースの採択を簡単にさせません。このような状況の場合でも、Degreedのテクニカルチームはクライアントと協力して、Degreedを既存のエコシステムに適合させますので、クライアントはそのラーニングソースを従業員に提供できます。異なるソースやプロバイダーのコンテンツにアクセスするために複数のプラットフォームに個別でログインする必要はありません。
このことは、学習管理者に洞察を引き出すためのデータを提供することにもつながります。LMS、LinkedIn Learning、getAbstractなどのコンテンツから必要なトレーニングを誰が完了したかを確認する必要がある場合は、Degreedによる連携統合により、すべてのデータを1つのレポートとしてまとめることができます。
5. APIを使用してデータを迅速に交換する
APIは、技術者以外の方には何のことか分からないかもしれません。頭文字のもとであるApplication Programming Interfaceを表記しても、説明には役立ちません。APIは、ソフトウェアベンダーによって設計された思想であり、他のソフトウェアベンダーにすばやく簡単に接続して通信できるように規格化したものと考えることができます。
DegreedのAPIは、システム間のユーザーデータをより速く安全に接続します。データ転送を自動化し、ソースからリアルタイムで情報を引き出します。つまり、FTPを介して手動でデータを転送しなくともよくなるので、人為的エラーやシステム間でのデータ露出を最小限に抑えることができます。
edX、Accenture Academy、OpenSesame、Cybrary、Whil、Witseedなど、これまでにDegreedのAPIを使用した、40社以上の連携実績があります。
アジャイルが本当に意味すること
ビジネスアジリティはスピードだけを意味するのではありません。“変化に対応する”スピードを意味します。コロナウイルスをはじめとする最近の出来事は、未来の課題、役割、業務について絶対的な計画を立てることができないことを露呈しました。しかし、私たちにできることは、従業員の能力を可視化し、データを提供し、迅速で革新的な解決のためにコンテンツをキュレーションする仕組みとツールを確立することです。Degreedが企業組織のビジネスアジリティを高めるのにどのように役立つかについてもっと知りたい場合はお問い合わせください!
By Meredith Keller, May 7, 2020
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