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eラーニングでオーディオを使用する際の6つの注意点

更新日:6月21日

原文「6 Things to Consider When Using Audio in E-Learning


eラーニングに環境音、ナレーション、効果音などのオーディオを追加することは、より没入感のある学習体験を作り、コンテキストを追加し、学習者に役立つきっかけを提供する楽しい方法です。しかし、オーディオを効果的な使い方と、間違った使い方は紙一重です。使い方を誤ると、オーディオが邪魔になったり、圧倒させたり、重要な情報が失われたりする可能性があります。例えば、コンプライアンスコースでBGMを大音量で流すと、コースの内容から注意がそれてしまうかもしれません。


オーディオを効果的に使うには、それが本当に付加価値を生むかどうかを判断することが重要です。オーディオを使うべきかどうかを判断するのは、最初は少し大変に思えるかもしれませんが、心配はいりません。以下の6つの点を考慮することで、オーディオがあなたのコースに適しているかどうかをすぐに判断することができます。



1. 作成するコースの種類


あなたが開発しているeラーニングプロジェクトの種類を考えてみてください。デザインするコースのコンテキストを考慮することで、どのようなオーディオがその状況に最も適しているか、すぐに判断することができます。


具体的な例を挙げてみましょう。


コースタイプ

オーディオタイプ

価値は?

ソフトウェアシミュレーション

学習者が特定のアクションを完了したときに再生される効果音

学習者に満足感を与えることができるかもしれません

ゲーミフィケーションコース

さりげないBGM

楽しい雰囲気が作れるかもしれません

コミュニケーションに関するコース

会話のオーディオクリップ

はい、よりリアルなコンテンツにすることができるでしょう

テクニカルトレーニング

ナレーション

画面上の文字が減り、複雑な内容も理解しやすくなります

コンプライアンスコース

BGM

いいえ、メインの内容を邪魔してしまいます

ハラスメント防止トレーニング

学習者が特定のアクションを完了したときに再生される効果音

​いいえ、コースの雰囲気にそぐわない可能性があります

タスクシミュレーション

ナレーション

いいえ、画面に表示される内容から学習者の注意をそらし、シミュレーションの実行を困難にする可能性があります



2. オーディオの使用タイミング


ある種のオーディオがコースに付加価値を与えることができると判断したからといって、プロジェクト全体を通してそのオーディオを使用しなければならないわけではありません。 eラーニングのオーディオに関しては、ほとんどの場合、少なければ少ないほどよいのです。オーディオが学習の妨げにならないように、学習者が本当に集中しなければならないタイミングにオーディオを入れないように気をつけましょう。


例えば、コース全体を通してBGMを流すのは、学習者が内容を理解しようとしているときに気が散ってしまうので、あまり向いていません。しかし、イントロダクションのスライドでBGMを流して、コースの雰囲気を盛り上げるのは良いかもしれません。イントロ部分は、通常、学習者が重要な情報を処理する場所ではないので、学習体験が損なわれるようなことはないはずです。



3. 学習者が必要とするオーディオコントロール機能


学習者がコースを受講するために使用しているデバイスには、ボリュームコントロールがある可能性が高いですが、オーディオを含めることを決めた場合、学習者がボリュームをコース独自に調整できるようにすることが有用です。また、学習者が重要な情報を再度確認する必要がある場合に備えて、オーディオを巻き戻したり再生したりできるようなコントロールがコースに備わっている必要があります。これにより、学習者は自分のニーズに合わせて最適な学習体験をすることができます。


このようなコントロールができないコースでは、オーディオを含めることは避けた方がよいでしょう。



4. 学習者のインターネット接続速度


私たちの多くは高速Wi-Fiにアクセスできますが、すべての学習者がそうであるとは限りません。コースに容量の大きなオーディオファイルを追加すると、特に遅い接続や不安定な接続でアクセスする学習者にとっては、コースの読み込みが遅くなる可能性があります。


学習者がインターネットの速度が遅い地域にいる可能性がある場合、追加するオーディオの数とファイルサイズに注意してください。オーディオの使用を最小限に抑えるか、スキップできるようにすることで、コースの開始や進行にかかる時間を遅らせないようにしましょう。



5. 学習者の状況


学習者がコースを受講する際の状況について考えてみましょう。騒がしい現場やクライアントと一緒にいる場所でコースにアクセスする場合、オーディオは学習者にとって聞ける状況にないため、あまり適していません。


学習者がコントロールできる静かな環境でコースを受講することがわかっており、スピーカーやヘッドセットを使用できる場合は、オーディオがより現実的な選択肢となります。



6. 学習者が必要とするアクセシビリティ機能


これまで述べてきた多くのポイントは、適切なコントロールの設置など、アクセシビリティに関連するものです。しかし、すべての学習者がコースコンテンツから利益を得られるようにするために、もう1つ重要な考慮点があります。


オーディオ(またはビデオ!)を含めるときは、トランスクリプト(ナレーション文章)やクローズドキャプション(字幕)も含めることです。そうすれば誰も聞き逃すことはありません。トランスクリプトとキャプションは、難聴のような永続的な障害を持つ学習者や、騒がしいカフェでコースを受講しているような状況的な障壁下の学習者にもメリットがあります。これは間違いなく、重要視したいものです。



まとめ


オーディオを追加する際に考慮すべきことがわかったので、あなたのコースでオーディオを使用すべきかどうかを判断できるようになりました。


また、eラーニングでのオーディオの使用についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

 

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