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執筆者の写真DISCE

2024年のラーニングエクスペリエンスプラットフォームの選び方


10年の間には多くのことが起こります。ラーニングエクスペリエンスプラットフォーム(LXP)については特にそうです。もう10年以上前にLXPは世に現れ、5年前に書かれいる「ラーニングエクスペリエンスプラットフォームの選び方」の記事は、今日の記事とは大きく異なるでしょう。


つまり、今こそ「LXPの選び方」を刷新する時なのです。ラーニングエクスペリエンスプラットフォームは、当時はコンテンツ連携統合システムとして始まったかもしれませんが、今日ではラーニングエコシステムの要であり、ビジネスの成果を引き出すためのスイッチとなっています。


このような進化を念頭に置いて、2024年のラーニングエクスペリエンスプラットフォームの選び方に関するガイドを刷新しました。




クリティカルな製品および価値のシフト 


LXPを使用することで、従業員は、会社が従業員を採用した日に履歴書に記載している以上のことを学び、成長し、能力を拡大することができます。このため、ラーニングエクスペリエンスプラットフォームは、重要な学習データとスキルデータの驚異的な保管庫となり、その情報を共有する必要があります。


L&Dは戦略、人材、採用のためにより良いデータを必要としており、当然、LXPは製品として他のプラットフォームとの接続にかかせないものとなっています。『LXPは、ワークフォースインテリジェンスとタレントを社内マーケットプレイス、HCMシステム、人材分析につなげるものです。』とDegreed 社のSenior Vice President of StrategyであるTodd Tauberは言います。


ラーニングエクスペリエンスプラットフォームがラーニングエコシステムの要になっただけでなく、L&Dの目的も変化しています。当初、C-suite(経営層)を賑わせたバズワードは、「エンゲージメント」と「ラーニングカルチャー」でした。現在もそのような言葉は使われていますが、現在では物事を成し遂げ、ビジネスに影響を与えることがすべてです。



昨今の経済的苦境と予算の逼迫の中、今日のラーニングエクスペリエンスプラットフォームの焦点は、ビジネスへのインパクトです。ですから、今後を展望するとき、LXPの価値を、ビジネスを前進させる強力なツールとして構想することについてもっと考えましょう。



ラーニングエクスペリエンスプラットフォームの選択におけるニュアンスの違い


LXPを主軸として考え、ビジネスの成果に焦点を当てることで、LXPを選択するための往年の戦略は変化します。ハウツーガイドの箇条書きの多くは10年前と同じですが、今日重要なのはニュアンスです。ニュアンスの重要性を説明するには、ほとんどの「ソフトウェアの選び方」記事の箇条書きの第1位によくある「コスト」が例として最適です。


コスト: 価格だけではない


さまざまなソリューションを検討しているとき、導入費用を含めた予算をベンダーに求めるのは簡単です。またユーザーごとのライセンス費を確認し、同一条件の比較をするのは簡単です。過去数年間は、LXPを比較する場合、ほとんどこの方法でコストを見ていましたが、今日ではそれほど単純ではありません。


前述したように、C-suite(経営層)がいかにビジネスインパクトを重視しているかを思い出してください。私たちDegreed社がForrester Consulting社に「Degreedのトータルインパクト」を調査依頼したのには理由があります。データが物語っています。Degreedを使用すると、より効率的なオンボーディング、重要な職務の定着率の向上、従業員のアップスキリングの改善、学習コンテンツの節約、312%の全体的な投資利益率など、大きな利益を得るための柔軟性が得られます。


これは自画自賛ではありません。それよりも重要なのは、値札の金額の比較に加えて、掘り起こして検討する必要がある統計の種類を説明することです。あちこちに隠れたコストを把握するだけではいけません。あるソリューションがどれだけ節約できたのかという統計や、全体的なROIを証明するその他の確かなデータを集めましょう。


特徴と機能: リスト以上のものを比較する


重要なことですので何度でも言います。どのベンダーもほとんど同じことをやっているように見えるかもしれませんが、それは意図的なものです。模倣はお世辞の最たるものであり、L&D分野の競合他社は、うまくいっているものを見ると、その流行に乗ります。


ほとんどのLXPは驚くほどよく似た機能を備えていますが、1つのLXPが他のLXPと若干異なっていたり、他のLXPより優れていたりすることもあります。このため、RFPなどRFxの基準を吟味することが重要です。3つのベンダーが「the flow of work learning:業務の中の学習」をサポートすると言っても、1つだけが本当にスキルを提供できるとしたら、あなたと貴社ビジネスにとってどちらが重要でしょうか?


先に述べたように、今日では、LXPの価値を、ビジネスを前進させる強力なツールとして構想することがより重要であり、表面的な特徴、機能についてはあまり重要ではありません。ですから、特徴や機能を比較するリストが最高のラーニングエクスペリエンスプラットフォームを選ぶのに役立つと考える落とし穴にはまってはいけません。


そうではなく、それらの特徴や機能がどの程度機能するかを調査し、発見することに集中しましょう。そのLXPの機能は、他のLXPの同じ機能よりも本当の意味で良い結果をもたらしますか?重要なことに集中し、それ以外は階層化しましょう。 


カスタマーエクスペリエンス:営業プロセス以上のインタラクションを活用する


ベンダーと契約する前に、企業は常に顧客としての経験を考慮すべきです。しかし、カスタマーサービスと契約前の営業プロセスでのやり取りを同一視してはいけません。契約締結前までの笑顔とeメールのやり取りなどの気遣いを将来のカスタマーサービスの指標とするのは正確ではないかもしれません。


これは、ベンダーとの契約前の初期の経験を無視すべきだと言っているのではありません。ベンダーが貴社のことを理解し、あなたとうまくやっていると感じることは重要です。ただ、そのような感覚と、より厳密なデータを組み合わせるようにしてください。



契約前に、そのベンダーの現在の顧客と話ができるかどうか聞いてみることです。このヒントは、DegreedSenior Manager of Ecosystem InsightsであるDan Carlsonによるものです。契約が終わってから、まぼろし、スカスカ、見捨てられたと感じることがよくあります。そうならないために、そのベンダーの現在の顧客と率直に話し合い、より現実的なカスタマーサービスを期待できるようにしましょう。


そして、そのベンダーがどれだけテクノロジーの最先端を維持しているかを尋ね、評価することです。テクノロジーイノベーションに熱心な企業は、あなたとともに成長し、学び、進化し続けるでしょう。このアドバイスは、DegreedがRedThread Research社と共同で行った調査からのものです。このアドバイスは5年以上前のものですが、ベンダーのあなたに対するコミットメントと将来の目標を評価するのに役立つ抜けのない方法であることに変わりはありません。


柔軟性: 複数種類の学習を優先する


私たちが言っているのは、ホームページにブランドカラーを加えるということではなく、学習戦略とはどのようなものかというあなたの考えをサポートするツールを使うということです。LXPが登場したとき、多くの企業は1つか2つのラーニングニーズに焦点を当てていました。現在、L&Dは進化しており、多くの企業が複雑で重要な学習ニーズに対応するために、パーソナライズされた学習を必要としています。


具体的には、学習戦略を3つの重要な学習ニーズ(トレーニング、日々の学び、スキル開発)に分けることができます。そのラーニングエクスペリエンスプラットフォームは、このような多様なラーニングニーズを現在そして将来にわたって柔軟にサポートすることができるでしょうか?



例えば、Degreedは、オンボーディング、運用向上、エンゲージメント、アップスキリング、リスキリングなど、数多くの(そして劇的に異なる)ユースケースに使用することができます。また、Degreedは、コアトレーニングから日々の学び、的を絞ったスキル構築まで、さまざまな学習体験をカバーします。たくさんありすぎると思われるかもしれませんが、安心してください。弊社は、貴社チームと協力して、どこから始め、どこに重点を置くべきかを決定し、プラットフォームが貴社が今必要としているものに対応できるように支援します。


連携統合とエコシステム: 多くのベンダーを想定したプラン


L&Dがよりパーソナライズされた複雑な学習戦略を採用するにつれ、人材開発をサポートするテクノロジーエコシステムはますます複雑になっています。すべてのソリューションを同じベンダーから調達したいと思うかもしれません。しかし、そのプロバイダーが必要なモジュールを提供していない場合はどうなるでしょうか?あるいは、外部のベンダーと連携統合する必要があるときはどうするのでしょうか?


これこそが、賢明なラーニングリーダーがオープンなエコシステムを持つベンダーを選ぶ理由なのです。テクノロジーエコシステムは複雑化する一方であり、誰もがうまく連携できることがますます重要になっています。つまり、他のテクノロジー、サービス、プラットフォームとの連携統合を自由にサポートし、推奨しているベンダーを選ぶということです。あるベンダーの製品だけがうまく連携するようなクローズドなエコシステムとは正反対です。L&D戦略は時間とともに変化します。連携統合を歓迎するアプローチによって、現在契約したテクノロジーが、成長を妨げたり制限したりすることなく、企業とともに成長することが保証されます。



適切なLXP:次のステップはあなた次第


ラーニングエクスペリエンスプラットフォームは、10年前と同様に、いやそれ以上に重要です。しかし、LXPを選ぶ基準は進化し、成長し続けています。2024年に貴社に適したLXPを選ぶ際には、LXPがラーニングエコシステムのくさびとして、またビジネス成果のスイッチとして機能していることに留意してください。


何を探すべきかがわかったところで、外に出てもっとリサーチしましょう!ウェブサイトを調べたり、ベンダーのデモを予約したり、同業他社の役員に話を聞いたりして、彼らがどのようなツールを使っているのか、なぜ使っているのかを調べましょう。入札プロセスを始める準備ができたら、ラーニングテクノロジーの入札プロセスを正しく進めるための3つのステップをまとめたブログ記事をご覧ください。


Degreedの詳細については、お問合せください。

 

By Hillary Gamblin, January 18, 2024

 

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