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  • 執筆者の写真DISCE

アジャイルな人材開発に求められる人材アカデミー

更新日:2023年11月22日


いま現在、人材開発(L&D)は前例のない時代です。今日のビジネスイノベーションの猛烈なスピードは、分散化された労働力の増加と相まって、より効果的でアジャイルな学習方法を要求しています。COVID-19以降、デジタルトランスフォーメーションは加速し、数年分のイノベーションがたった数ヶ月で起こったほどです。リモートワークの普及は、リーダーシップ、サイバーセキュリティ、そして多くの企業組織の変化に対する能力のダイナミクスを変えました。


ここ数年、企業の事業部門とラーニング部門のリーダーは、デジタルリーダーシップ、アジャイルマネジメント、複雑な問題の解決、深いスキル構築のためのプログラムを作ることを考えなければならない状況だと、業界アナリストのJosh Bersinは指摘しています。

『理由は、私たちは今、マーケティングからセールス、サプライチェーン、カスタマーサービスに至るまで、ビジネスのあらゆる部分がデジタルな方法で再アプローチされた世界に生きているからです。ですから、これは単に「デジタルテクノロジーを習得する」という問題ではなく、ビジネスのあり方を再編しなければならないという問題なのです。』


これらのことから、企業内の人材アカデミーは、従業員をアジャイルに動かし、集中させ、将来への準備を十分にしたいと考えるあらゆる企業にとって、効果的なL&D戦略であることがわかります。ラーニングマネジメントシステム(LMS)やラーニングエクスペリエンスプラットフォーム(LXP)は、依然としてL&Dツールの代表格ですが、一部の人がマスタリープラットフォームと呼ぶものを採用している人材アカデミーは、没入型のコミュニティベースの学習体験を通じて知識の定着と労働力のアジリティを最大限に高める上で重要な役割を果たすことができます。


世界経済フォーラムは、現在従業員が持っているスキルの44%は、2025年までに「従業員が効果的に役割を果たすために」変わる必要があると見通しています。L&D部門が学習戦略を見直し、従業員の将来を見据えた新しいアプローチを検討するのに、今ほど適した時期はありません。



人材アカデミーとは何か、そしてどう違うのか?


最近の経済不況と迫り来る景気後退から企業が学んだことがあるとすれば、それは次のようなことです。どんな新しいテクノロジーツールやアプリも、労働力のアジリティに取って代わることはできません。新しいシステムに投資したり、プロセスを改善したりしても、従業員がその恩恵にあずかり、その価値について考えることができなければ、意味がないのです。


労働力のアジリティの必要性に対する認識が高まったことで、人材アカデミーへの関心もまた高まっています。能力開発アカデミーとも呼ばれるこの種の組織は、オンライン、インストラクター主導の集合研修、ピアツーピアなど、さまざまな学習方法を通じて、テクニカルスキルとソフトスキルの開発を融合させます。


スキルアカデミーは、大学やカレッジのアカデミックな体験を模倣しています。しかし、幅広いトピックを扱うのではなく、特定のビジネス上の問題に焦点を当て、そこから関連する内容を組み込んでいます。例えば、特定のビジネスニーズに合わせて作られた堅苦しい学習パスや学習カタログだけではなく、バーチャルな人材アカデミーでは、個々に応じた能力開発、リアルタイムのピアツーピア学習、個別コーチングやメンタリングなどを組み合わせて提供しています。


スキルアカデミーでは、内容は業界専門家とL&D専門家によって提供され、継続的なコラボレーション、アイデア交換、ビジネスアプリケーションのテストを促進することによって、継続的に進化し、境界を押し広げます。


Brandon Hall Groupによると、『個人のコンピテンシーやスキルセットではなく、むしろケイパビリティ(能力)に焦点を当てたアカデミーこそが、学習とビジネス成果、学習と個人のパフォーマンスサポートとの間にはるかに強い整合性を生み出すことができるのです。この新しいアカデミー戦略の焦点は、組織内外で開発された学習コンテンツを活用し、学習者と専門家がお互いにソースとなり、組織内のソーシャルでコラボレーティブなメンタリングやコーチングによってサポートされる革新的な学習体験を提供することです。』と述べています。


『ケイパビリティに焦点を当てたアカデミーは、単なるコンテンツの保管庫から脱却し、従業員が自分の仕事をまっとうし、専門性を向上させるために必要なことを学んでいると感じられる没入型の学習環境を作り出します。』


その他にも以下のような利点があります。


仲間は学習者に責任を持たせる

従業員がどのように学習しているか、上司しか知らないようなサイロでの学習とは異なり、仲間での学習はその性質上、参加者に説明責任を持たせることができます。課題の締め切り、リアルタイムのグループディスカッション、オンデマンドコンテンツなど、そのコースはアカデミックな構造を模倣することができます。


また、アカデミーにはコーチングの要素が含まれていることが多く、従業員が学習計画を着実に実行し、学習体験を最大限に活用できるよう支援します。


学習がタイムリーである

一般的な企業トレーニングは、コンテキスト(文脈)にそぐわない内容を提供することがよくあるため、効果がないことが多く見受けられます。例えば、ある企業が中小企業顧客向けのサポートから大企業顧客向けにサービスレベルを変更したとします。スキルアカデミーは、必要なときに必要なトレーニングを提供することができます。ビジネスのニーズが変化しても、内容を迅速に進化させることができます。


学習はビジネス成果に結びつく

バーチャルな人材アカデミーのコンテンツは、一般的なコースや従業員のキャリア志向に対応するコンテンツではなく、ビジネスニーズに合わせて構築されます。例えば、Comcast社やVisa社の場合を見てみましょう。前者はカスタマーサービスアカデミーを、後者はフィンテックケイパビリティアカデミーを構築しています。



スキルアカデミーに投資する


厳しい競争や顧客の期待に応えるためには、企業はアジャイルで、イノベーティブ、かつ市場や消費者のニーズの変化に敏感である必要があります。人材開発への投資は、かつてないほど重要なものとなっています。


Degreedは、このような課題を十分に認識しています。Learn In社の買収により、人材アカデミーがお客様にとってより身近な存在になります。人材アカデミーは、学習体験を刺激的で適切なものにするだけでなく、新鮮でコミュニティ主導のビジネス指向のものにすることで、企業がこれらの新しい課題に対応するのを支援するのに適した立場にあるのです。


Learn Inについて詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。


 

By Degreed, January 5, 2023

 

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