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  • 執筆者の写真DISCE

ポジティブなラーニングエクスペリエンスに関する最新データ|2021年度版How the Workforce Learns Report

更新日:2023年11月27日


ポジティブなラーニングカルチャーは、会社の競争力を維持するためのカギです。理由は、適切なラーニングエクスペリエンスは従業員がよりスキルを持ち、アジャイルにすることができるからです。事業をよりアジャイルにすることができます。生み出す価値は、収益を促進するのに役立ちます。

出典:Degreed, How the Workforce Learns 2021



優れたラーニングエクスペリエンスの定義


The Great Resignation(大量自主退職時代)」がまさに今到来しており、大小の企業を荒廃させる可能性のある従業員の退職問題が起こっています。そのため、多くのL&Dチームがラーニングカルチャーを再評価しており、新しく活性化されたラーニングエクスペリエンスが従業員のエンゲージメントとリテンション(定着率)を高めることを期待しています。


しかし、ラーニングカルチャーの定義は難しい場合があり、何が機能するのかを知ることは困難でもあります。そのためDegreedはなかなか回答するには難しい質問をし、最新の調査レポート「How the Workforce Learns」をまとめ、2,400人以上の世界中の人々の視点を探りました。そうすることで、私たちは共通点に注目し、素晴らしいラーニングカルチャーの性質と範囲を詳しく分析しました。所属する企業のラーニングカルチャーをポジティブに評価した人(プロモーター)と、ラーニングカルチャーをネガティブに評価した人(デトラクター)の間に生じた違いに注目しました。


結果として得られた、企業組織がグローバルな変化とデジタルイノベーションに追いつくだけでなく、さらに推進するのに役立つ、今日からできる15のポイントを説明しています。


ポイントは次のとおりです。変化を推進する企業は、単に学習コンテンツを作成または共有するだけではありません。私たちDegreedのデータによると、これらの企業は学習のための条件を形成することに焦点を移しています。

人はすでに自分たちで必要なコンテンツを見つけることができています。どこに行けばよいかが分かる、一元化されたスムーズなテクノロジー環境の形成に焦点を合わせています。そうすることで、必要なコンテンツを引き続き発見し、集約し、整理し、共有することができます。

出典:Degreed、How the Workforce Learns、2021


いまや従業員は、毎日ジャストインタイムの学習に必要なコンテンツをすでに見つけることができます。しかし、継続的なラーニングカルチャーを高めるために、最も賢いL&Dチームは、コンテンツだけでなく自分自身の専門性も収集、整理、共有できる一元化された場所から、必要なものを簡単に見つけられるようにする戦略を採用しています。



さらに深堀してみましょう


Degreedの調査によると、次の場合にラーニング部門はポジティブなラーニングエクスペリエンスを生み出しています。


何をどのように学ぶかについてのガイダンスを提供している ポジティブなラーニングエクスペリエンスでは、人は、70|20|10モデルの3つのタイプ(経験、薫陶、研修)のラーニングエクスペリエンスすべてにより深く関わっています。例えばプロモーターは、コーチやメンターから自分に関連する学習を見つける可能性が、デトラクターよりも103%高くなっています。


重要なポイントの1つは、アップスキリングは体験学習つまりFlow of Work(仕事の流れの中)での学習からもたらされるということです。したがって、体験学習の機会はデジタル化され、誰でも受けられるようにすべての従業員がアクセスできるようにして、包括する必要があります。学習機会を増やすテクノロジーを活用し、偏見を減らすフレームワークを使用しています。


多様でアクティブな能力開発体験を提供している

ポジティブなラーニングエクスペリエンスでは、構造化された学習は一貫しています。例えば、プロモーターはクラスやワークショップに毎月参加していますが、デトラクターは構造化された学習機会への参加は年に1回も満たない状況です。


ブレンディッドラーニングアプローチを使用しているクラス、ワークショップ、その他のフォーマルラーニングの機会も定期的に提供しています。「反転学習」を導入することで、人が自分のスキルを応用し、他の人に教えるという、より積極的な役割を果たすことができるようになります。これにより教えた人の知識がさらに向上します。


進捗状況に関するフィードバックと洞察を共有する

ポジティブなラーニングカルチャーでは、スキルデータはより多くの従業員プロファイルにわたってトラッキングされ、より頻繁に更新されています。プロモーターは、社内の学習と成長機会を探すために、社内の公募システムにアクセスする可能性が200%ほど高いことに注目してください。


ポイントはポジティブなラーニングカルチャーでは、スキルプロファイルを定期的に更新する理由を従業員に与えています。自分のスキルデータが社会的および能力開発的観点からどのように役立つかが周知されています。リーダーボードやインフルエンサープログラムなどで、プロファイルを更新することのインセンティブを従業員に与えています。


スキルを実践、適用、伸ばす機会を拡大する

ポジティブなラーニングカルチャーでは、垂直的なキャリアのはしごを登るだけでなく、あらゆる方向で成長しています。プロモーターとデトラクターの最大の差は、新しいチームや部門と連携できる能力です。プロモーターは、別のチームとの一時的なプロジェクトにも積極的に取り組む可能性が101%高くなっています。


昇進は重要ですが、インターナルモビリティは昇進だけではありません。従業員がマネージャーや学習チームに必要とするのは、あらゆる方向に成長するためのサポートとリソースです。またメンターシップや別の部門の一時的なプロジェクトに取り組んでいます。



Getting Started


リテンション。カルチャー。エンゲージメント。現在、貴社には優先すべき大きな事があることを認識しています。そのためDegreedの調査は、従業員や企業組織が何を必要としているかをよりよく理解するツールとしてご提供しています。2021年度版How the Workforce Learnsは、L&Dをイノベーティブなリーダーとしてポジション付けるのに役立つようにデザインされたガイドです。


このレポートは、推奨事項の段階的な導入が最善であることが証明されていること、および人事部責任者のような主要なステークホルダーと目標の優先順位付けを支援できることを覚えておいてください。


企業組織でポジティブなラーニングエクスペリエンスを生み出す詳細方法2021年度版How the Workforce Learns日本語版をぜひご覧ください。

 

By Tom Schultz, Content Writer

October 12, 2021

 
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