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Storyline 360 カウントダウンクイズゲームテンプレートをカスタマイズする

原文「How to Customize This Storyline 360 Countdown Quiz Game Template


前々回のブログではこのゲーミフィケーション化したStoryline 360で作成したクイズテンプレートを紹介し、前回のブログではこのテンプレートを作成する前に何を考えていったかを紹介しました。

ここからこのテンプレートファイルをダウンロードすることができます。

このテンプレートをカスタマイズしたい方は続きをお読みください!このブログ記事では、このテンプレートのカスタマイズでよく質問された上位4つを説明します。

  1. 合格点の変更

  2. 各レベルの質問の数の変更

  3. 各レベルの制限時間の変更

  4. レベルの数の変更

またこのテンプレートでは、Questions Bankステイト変数トリガースライドマスターなどのStoryline 360の機能を使用しています。これらの操作をしたことがない方は、先にチュートリアルを確認することをお勧めします。それでは、行きましょう!

ディーシェが日本語で紹介している操作ビデオも参考になると思います。
 ・Questions Bank(Chapter6 クイズを知ろう「F013 ランダム出題」)
 ・ステイト、トリガー(Chapter4 インタラクティブな仕組み)
 ・変数(Chapter5 変数を使ったアクション) 

1. 合格点の変更

このテンプレートでは、合格点を50%に設定しています。しかしコースによっては、合格点をもっと高めに設定したい場合があります。この合格点の設定変更は非常に簡単です!以下のGIFアニメーションが示すように、各集計スライドを開いて[Edit Result Slide]をクリックし、合格点を変更するだけです。


合格点を更新する場合は、1つ星、2つ星、3つ星を獲得スコアも更新する必要があることに注意してください。その方法については、次のセクションを参照してください。

2. 各レベルの質問の数の変更


デフォルトでは、このテンプレートの各Question Bankには20の設問が含まれています。質問の数を増減する場合は、Question Bankで設問を追加または削除するだけでなく、他にも更新する箇所があります。それぞれについて見ていきましょう。

インストラクションのスライドを更新する

設問数を更新する場合は、インストラクション指示も更新する必要があります。インストラクションテキストを更新するには、タイムラインパネルに移動し、目のアイコンをクリックして、編集する必要のないオブジェクトをいったん非表示にします。編集が終わったら、忘れずにすべてのオブジェクトをもう一度表示してください。



設問スライドマスターを更新する

テキストを更新するもう1つの場所は、設問スライドマスターです。質問番号を表示する変数の横に、設問の総数(下の画像の場合は20)が入力されていることがわかります。


修正するには「/」スラッシュの右の数字を、設問の総数の値に置き換えるだけです。

各レベルの集計スライドを更新する

各レベルの集計スライドの成功レイヤーでは、学習者は獲得した星の数と、星の数の意味を説明するメッセージを表示します。

星の数とメッセージは、スコアに応じて表示しています。テンプレートでは、次のように設定しています。

  • 学習者が10〜14問正解すると、1つ星と、少なくとも10問正解したことを示すメッセージが表示されます。

  • 学習者が15〜19問正解すると、2つ星と、少なくとも15問正解したことを示すメッセージが表示されます。

  • 学習者が全問正解すると、3つ星と、20問全問に正解したというメッセージが表示されます。


上記を実現するために、星オブジェクトとフィードバックテキストボックスの両方にステイト(状態)を設定しています。学習者のスコアに対応するステイトを表示するトリガーも設定してあります。これらのトリガーは次のようになります。


各レベルで質問の数を変更する場合は、これらのトリガーも更新する必要があります。その前に、1つ星~3つ星を表示する際に対象とするスコアを計算する必要があります。

たとえば、レベル毎の設問数を20から10に減らしたいとします。その場合、1つ星を獲得するには5問正解、2つ星は7問正解、3つ星は10問正解する必要があるとします。

各設問のスコアが10ポイントだった場合、計算は次のようになります。

  • 1つ星: 5問×各10ポイント= 50ポイント

  • 2つ星: 7問×各10ポイント= 70ポイント

  • 3つ星: 10問×各10ポイント= 100ポイント

5~6問に正解すると1つ星、7~9問に正解すると2つ星なので、トリガーとフィードバックメッセージは、一定範囲のポイントをカバーする必要があります。上記の設定例の場合には、範囲の値は次のようになります。

  • 1つ星: 50〜69ポイント

  • 2つ星: 70〜99ポイント

  • 3つ星: 100ポイントに等しい

以下のGIFアニメーションのように、編集します。


最後に、以下のGIFアニメーションが示すように、フィードバックメッセージのステイトのテキストを更新して、1つ星、2つ星、3つ星を獲得するために必要な設問の数を反映してください。



メインメニュー(Gameboard)スライドを更新する

各レベルの設問数を変更した場合、メインメニュー(Gameboard)スライドの2つのことにも影響します。

  • 学習者が獲得する星の数

  • 学習者が新しいレベルのロックを解除したときに表示されるレイヤー

これらのトリガーの更新は、集計スライドで行った作業と非常によく似ています。レベル2のトリガーの更新を示すGIFアニメーションは次のとおりです。

上記の更新は、レベル3~5まで繰り返す必要があります。幸いなことに最近機能アップデートされたトリガーパネルでは直接変更できるようになったため、短時間で変更できるようになりました。

以上が各レベルの設問の数を変更する場合の修正点です。できましたね!

3. 各レベルの制限時間の変更


テンプレートでは、各レベルの制限時間は1分としています。また正解ごとに5秒追加するようにしています。制限時間を変更したい場合は、いくつかのことを行う必要があります。一緒に手順を見ていきましょう。

制限時間変数のデフォルト値を更新する

まず、残り時間を秒カウントする変数Xを調整します。このテンプレートでは、デフォルト値を60に設定しているので、各レベルの制限時間は1分となります。

もう少し制限時間を増やしたい場合は、この変数のデフォルト値を調整します。

制限時間を2分以上に増やす (制限時間を短縮する場合はこの手順はスキップしてください)

制限時間を短縮する場合は、この手順をスキップできます。ただし、制限時間を増やす場合は、注意が必要です。

このテンプレートでは、変数Mで残り分数を表示させています。学習者がすべての問題を正解したとしても、2分を超える時間は機能するように設定していません。学習者に追加の時間を与える場合は、いくつかの調整を行う必要があります。

分カウンターの機能は、スライドマスターのトップレベルスライドのTime Loopレイヤーに設定されています。


追加する必要のあるトリガー数を把握するには、まず学習者がすべての設問に正解した場合に追加で得られる最大分数を計算します。

たとえば、制限時間として学習者に最初に2分(120秒)を与えるとします。学習者が20問すべてを正解し、それぞれに5秒のボーナスを獲得した場合、最終的にどのくらいの追加時間になるかを把握するには、120+(5×20)=220秒が最大値という計算になります。分数に変換するには、単純にその数を60で割った答えの整数値です。この場合、答えは3分となります。

このシナリオでタイマーを機能させるには、次のことを行う必要があります。

  • 分数(この場合は2)を設定するトリガーを更新して、120を超える範囲ではなく範囲を含めます。つまり120以上の設定の代わりに、Xが120〜179の場合、Mを2に設定するというように変更します。

  • 新しいトリガーを追加して、Xが180以上の場合、Mを3に設定

これらのトリガーはタイムラインの開始時とタイムラインの終了時の2回使用されていますので、2か所のトリガーを更新する必要があります。以下は、更新していることを示すGIFアニメーションです。

リセットトリガーを更新する

新しいレベルを開始するたびにタイマーをリセットする必要があるため、いくつかの場所で、タイマーの残り時間を制御する変数Xの値をリセットするトリガーを更新する必要があります。下記のGIFアニメは120秒(2分)に変更しています。

  • メインメニュー(GameBoard)スライド

  • 各レベルの集計スライドのSuccessおよびFailureレイヤーにあるRetryボタン


すべてのレベルの集計スライドのSuccessおよびFailureレイヤーでこれを行うことを忘れないでください。やり忘れるとタイマーが60にリセットされてしまいます。

これで完了です。各レベルの制限時間を更新することができました。


4. レベルの数の変更


クイズをトピックごとに分けたいのでレベル数を増減させたい場合は、レベル数をカスタマイズする方法について説明します。

レベルの数を減らしたい場合は、関連するシーンとメインメニュースライドのボタンとレイヤーを削除するだけです。シンプルですね!

しかしレベルを追加したい場合は、いくつかの追加ステップがあります。詳しく見てみましょう。


新しいレベルを作成する

新しいレベルを作成するには、まず新しいシーンを挿入します。さらに既存のQuestion Bankの1つを複製し、その複製したQuestion Bankを参照するスライドを先ほど作成したシーンにドローします。これまでにQuestion Bankを使用したことがない場合は、このチュートリアルUnderstanding Question Banksを確認してください。

※弊社ディーシェが作成した「Chapter 6 クイズを作ろう F013 ランダム出題(Question Bank)」も参考になると思います。

次に既存の集計スライドをコピーし、Question Bankドロースライドの後に貼り付けます。

必要に応じてボタンの色を更新できます。テンプレートでは、レベル毎に異なる色になるように、そしてメインメニュー(Gameboard)スライド上のそのレベルと同じボタンの色にしました。


メインメニュー(Gameboard)スライドを更新する

メインメニュー(Gameboard)スライドで、新しいレベルのボタンを挿入する場所を決定します。下のスクリーンショットでわかるように、レベル4とレベル5の間には十分なスペースがあるので、配置するのによい場所かもしれません。

レベル6ボタンを作成するには、レベル5ボタンと星オブジェクトを複製します。次に、塗りつぶしの色を更新して、他のレベルとは異なる色にします。次に、レベル5ボタンを左に移動します。点線のいくつかの円を削除して、新しいボタンのためのスペースを確保してください。次に、複製されたボタンのレベル番号を06に更新します。

レベルがロックされているかロックされていないかにかかわらず正しく表示されるように、通常ステイトと無効ステイトの両方で塗りつぶしの色とレベル番号を更新することを忘れないでください。ステイトの操作に関しては、このチュートリアルAdding and Editing Statesを確認してください。

※弊社ディーシェが作成した「Chapter4 インタラクティブな仕組み」も参考になると思います。

メインメニュー(Gameboard)スライド上に各レベル用のレイヤーがあります。各レイヤーで、パスがアニメーション化されて、そのレベルのボタンに至ることがわかります。矢印と説明も表示されるので、学習者はどのボタンをクリックするかがわかります。最後に、ボタンのステイトが変化し、レベルのロックが解除されます。新しいレベルを1つ追加する場合は、次の更新が必要です。

レベル5レイヤーで、レベル6につながるパスの一部を削除し、矢印とテキストを移動して、レベル5ボタンを指すようにします。

次に、レベル6レイヤーで、レベル5に通じるパスの部分で、円自体を削除せずにアニメーションを削除し、レベル5ボタンと重なっている円を削除します。次に、「レベル6」と表示されるように指示テキストを更新し、トリガーが指すボタンを更新します。


レベルボタンを複製すると、レベルボタンに関連付けられたトリガーも複製されます。ただし、いくつかの更新が必要です。

  • ユーザーが現在取り組んでいるレベルを示すためにユーザーがクリックしたときに更新される変数CurrentLevelの値

  • リセットする集計スライドの対象

  • ジャンプするクイズスライドの対象

これらのトリガーを更新している様子を示すGIFは次のとおりです。



設問スライドマスターを更新する

設問スライドマスターで、レベル5の変数トリガーを複製します。次に、以下のGIFに示すように、値を6に変更して、ジャンプ先のスライドを更新します。



新しいレベルの結果スライドを更新する

レベル6の集計スライドで、SuccessとFailureの2つのレイヤーのRetryボタンのトリガーを更新します。



総まとめ用の集計スライドを更新する

最後に、総まとめ用の集計スライド[Results Cumulative]の集計対象に、新しいレベルの集計スライドを加えて、総まとめの計算に含めます。

このチュートリアルはニーズに合うようにこのテンプレートをカスタマイズするのに役立つかもしれません!

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