How the Workforce Learns : ラーニングエクスペリエンスのROI

原文「How the Workforce Learns: The ROI on Learning Experience


職場学習のありようをもっと明らかにするためにHarvard Business Publishing Corporate Learningと協力して、従業員がどのように学ぶのかをリサーチしました。2019年のこの調査によると、前向きなラーニングエクスペリエンスを優先する企業は、より健康的で、より生産性の高い文化を持ち、より積極的で、よりパフォーマンスが高く、より適応力のある従業員を持っています。そこにはたくさんの「More」がありました。



感情だけではない


これは私たちDegreedが待ち望んでいた瞬間です。皆さん全員が行うこと、つまりタレント人材の育成は、かつてないほど重要になっています。世界経済フォーラムによると、世界の労働力の54%は、今後5年間で、大幅な「アップスキリング」または「リスキリング」つまりトレーニングと能力開発を必要としています。しかし小さな問題が1つだけあります。


トレーニングと能力開発への従来のアプローチは、従業員にとってあまりうまく機能していなかった点です。2019年のこの調査では、800人近くの世界中の労働者、マネージャー、ビジネスリーダーが、企業が提供する学習と能力開発の機会に対して、「-25」のネットプロモータースコア(NPS)を与えました。


しかし、これは感情だけではありません。次の機会や脅威が発生した時に、従業員とビジネスが成長して適応するために必要なスキルを確実に身に付ける必要があるということも言っています。10人中8人のCEOが、コンサルティングファームPwCに重要なスキルの欠如がビジネス成長の見通しを脅かしていると語っています。一方、Gartnerの調査によると、将来のキャリアに必要なスキルを持っていると確信している労働者はわずか20%にしかすぎません。



将来に必要なスキルを備えているのか?


統計データだけではありません。知られている実在の人とビジネスからも知ることができます。例えば、食品大手のKraft-Heinz社は、過去数年間、事業からコスト効率を引き出すことを学びましたが、消費者や小売業者をエンゲージするために必要なスキル(イノベーション、マーケティング、マーチャンダイジング)を無視していました。その売上高は2016年以来、2億2900万ドル減少しており、経営層は最近、将来の利益予測を25%引き下げました。


この種のディスクリプション(混乱)を回避するために、ビジネスリーダーとHRリーダーの両方が、継続的なライフロングラーニングを促進する職場文化の構築をますます求めています。そして、これらの文化を活性化するための次の大きなステップは、学習と仕事を密接に統合することです。重要なのは、従業員の行動とその価値を理解していないと、学習文化を構築し維持することができないということです。「文化」の定義は、文字通り「共有された信念、価値観、行動」です。


それがこの2019年に行われた調査の目的です。NPSが「-25」というひどいスコアは、将来のスキルの構築に関して、ほとんどの企業組織が従業員の価値観や行動を共有していないまたは知らないということを表しています。実際、この調査では、企業提供のラーニングエクスペリエンスのプロモーター(賛同者)は21%にすぎません。ほぼ半数(47%)が「否定派」です。そのため、最も価値のある資産である従業員へのよりスマートな投資を支援するために、従業員がどのように学習するかを調査しています。



ラーニングエクスペリエンスのROI


このデータを活用できる最初のステージは、ラーニングエクスペリエンスに投資するためのより良いビジネスケースを構築することです。先ほども言ったように、これは感情についてではありません。このデータは、前向きなラーニングエクスペリエンスを優先する企業、つまり多くの「プロモーター」が働く企業は、より積極的で生産的な学習文化を持ち、より積極的で、より良い業績を上げ、より適応力のある労働力を持っていることを示しています。例えば:


  • 健康的な文化:否定派(わずか43分)と比較すると、プロモーターは企業内リソースを毎週2.3倍の時間(2時間以上)学習しています。

  • 利用率の差:プロモーターは、L&D部門に相談する可能性が3.9倍高く、企業内の学習システムを使用する可能性が2.4倍高くなっています。

  • 高い定着率:プロモーターは、3年間のうちに転職する可能性が21%低く、より強力なエンゲージメントと忠誠心を示しています。

  • 高いパフォーマンス:プロモーターは3年間のうちに28%昇進する可能性が高く、職務遂行能力の強力な指標を示しています。

  • 高いアジリティ性:プロモーターは、3年間のうちに別部門や別プロジェクトで新しい役割を担う可能性が27%高くなっています。プロモーターの柔軟性と適応性が高いことを示しています。


学習をビジネス価値にどう結び付けるかがROIのポイントとなります。


DegreedとHarvard Business Publishing Corporate Learningの調査「How the Workforce Learns Report」が、そのヒントになれば幸いです。


By Todd Tauber, VP Product Marketing

July 11, 2019

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