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執筆者の写真 Ryota Kurihara

Degreed キャリアモビリティモジュールのご紹介

更新日:2023年6月27日

Degreedが新たにリリースした、キャリアモビリティをご紹介します。

DegreedはLXP(ラーニング エクスペリエンス プラットフォーム)として、学びとスキルを結びつけて従業員の成長を支援しています。今回のキャリアモビリティでは、さらに従業員のスキルと企業内のオポチュニティを結びつけます。ここでいうオポチュニティとは、社内における従業員の活躍の場を指し、新たなプロジェクトやチーム、職種などに対しての募集の機会です。オポチュニティとスキル、さらに学びがつながることで、従業員の成長に加え、企業の成長も支援するプラットフォームとなります。

■Degreedのキャリアモビリティで何ができるのか。

キャリアモビリティを活用することで、より柔軟に、より素早く、企業の目標と従業員の目標を一致させていくことができます。

従業員が毎日スキルを構築するためにアクセスする場所で成長の機会を共有することによって、従業員をあらゆる種類の業務(異動に限らず)と結びつけるのを助けています。

オポチュニティは自動的に自分のスキル(専門知識)やキャリア目標に合わせて推奨されるため、必要とされるスキルを身につけ、やりがいを感じながら仕事に取り組めるようになります。


従業員としての活用イメージは次のようになります。

まずは自分のスキル情報を設定します。そうすると、Degreedのホーム画面上に、今の自分の保有スキルに関連性が高いオポチュニティが表示されます。応募するだけでなく、関心があるオポチュニティを設定することができます。自分が身につけるべきスキルが明確になり、それに対する学習を進め、アップスキリングを進めて行きます。

一方、人事部門としての活用イメージは次のようになります。

従業員のスキルや興味に関する最新のデータを利用して必要な時に必要な人材を見つけることができます。新しいプロジェクトや、新設のポスト、社内コーチやメンターなど、オポチュニティを設定し公開します。応募してきた候補者だけでなく、関心を持っている人材について確認しアクションを起こしていくことができます。また、オポチュニティに必要なスキルに対して、社内の準備がどの程度できているのかについて把握することができます。


■従来のソリューションとの違い

社内公募やキャリアを公開するためのツールは、何年も前から存在していました。しかし、どちらかと言えば、管理者がプロセスを標準化および自動化できるように設計されており、従業員向けではなかったのではないでしょうか。


また、現場のマネージャーやプロジェクトマネージャーがメンバーを見つけるための、シンプルで簡単で、素早くて柔軟な方法はありませんでした。メンバーを募るには、社内に人材がいるのかの確認が難しく外部パートナーに協力を求めることが多いのではないかと思います。

キャリアモビリティを使用すると、学習とスキルアップに直接結びついた内部の人材市場を構築することができます。これは、誰もが今需要のあるスキルをより良く見やすくするのに役立ち、人事部だけでなくチームマネージャーも従業員が持っているスキルを発見するのに役立ちます。さらに、タスクレベルでも活用ができます。より上位の業務に関心がある従業員を把握し、挑戦をさせたり、準備をさせていくといった育成ができるようになります。

従来のHR系のシステムやタレントマネジメントのシステムでは、管理しているスキル情報は固定的な側面が強いです。ここ数年来、次々と新たな職業が現れ、新たなスキル、エマージングスキルが常に出現し続けている状況では、より迅速で柔軟なソリューションが求められています。


また従業員にとっても、今まで必要ないと考えていたスキルが必要に迫られることが多く発生しています。自分のスキルを認識するとともに、新たなスキルへのチャレンジをしていく環境が必要になっているのではないでしょうか。

キャリアモビリティに関するブログは他にもありますので、ぜひご参照ください。

「キャリアモビリティへの道を開く」

「過去を振り返りすぎるとキャリアモビリティは実現しない」

「内部モビリティを支援する、従業員をアップスキリングする7つのステップ」

キャリアモビリティに関心を持たれたら、すぐにお問合せください。

また、スキルインベントリの再構築やスキル中心の人材育成をご検討中の方もぜひお声がけください。

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