コロンビアの国営石油ガス会社Ecopetrol社のL&D部門のリーダーがDegreedを導入した時、デスクワークだけでなく、オペレーション業務やメンテナンス業務に就いている従業員が、最も早い段階で適用されたことに驚かされました。現場の従業員たちは、すぐに幅広い学習コンテンツをチェックし始め、Ecopetrol社のL&D部門が予想した以上の成果を上げたのです。
『従業員は、自分たちの業務に関連するテーマを探していましたが、正確には自分の現在のポジションのものではありませんでした。それは大きな洞察でした。』と、Ecopetrol社のラーニングリーダーであるMonica Santos氏は言います。『必須学習がいくつかあり、彼らはそれをこなしていましたが、彼らは探求心も持っていました。中には、工場内の活動が少ない夜間シフトに変更する従業員もいました。』
企業の人材開発・育成向け調査・情報リソースの大手Training Industry社によると、デスクレスワーカーに参加してもらう、あるいは再び参加してもらうための新しい方法を見つけることは、彼らの仕事の満足度を高め、ビジネスのバックボーンをスムーズに動かし、チームに力を与え、組織を有益な新しい方向へと導くことができるのだと言っています。
しかし、デスクレスワーカーを惹きつけることは、しばしば二の次にされがちです。L&D部門はこの問題を解決するために大きな役割を果たすことができます。
『現場の最前線で働く人々は、会社の幅広い目標や価値を実行に移すことに大きな責任を負っているが、そのために必要なデジタルツールやソリューションが不足していることが多い』と、Training Industry社は指摘しています。
実際、Microsoft社の委託を受けたForrester社の調査によると、最前線の現場で働く従業員のうち、仕事に必要なテクノロジーにアクセスできるのはわずか23%に過ぎないとレポートしています。また、アクセスできたとしても、そのツールの使い方についてトレーニングを受けていないことが多いようです。
3月、Harvard Business Review誌は、COVID-19の発生以来、7%から10%の賃上げにもかかわらず、現場労働者が辞めていく理由を調査し、その原因をマネージャーとの関係の悪さに帰結しています。その中で、Harvard Business Review誌は、学習機会を増やすよう促しています。『どんなに優れた現場マネージャーでも、重要な人事制度や仕組みが欠けていれば、すべての従業員を満足させ、従事させることはできないかもしれません。また、企業は新入社員研修やスキル開発のためのプログラムに投資し、従業員がそれらを活用できるような時間を与えなければなりません。』
Degreedの最新導入事例、Ecopetrol社が、ビデオ、ドキュメント、記事に簡単にアクセスでき、学習に集中し、同僚と交流し、新しい知識を共有しているなど、どのようにDegreedを使用しているか、レポートしています。「GEnius(スペイン語の社名であるGrupo Ecopetrol社の「G」と「E」から着想)」と呼ばれるDegreedで構成されるプラットフォームは、すべての従業員が利用できます。このプラットフォームは、低炭素の代替エネルギーへと生産をシフトする世界的な産業の変化に備えて、従業員を準備するための同社の取り組みにおいて重要な役割を担っています。
Ecopetrol社がどのようにDegreedを使用しているかについては、ケーススタディをご覧ください。
デスクレスワーカーを引き込む
従業員が必要とする学習コンテンツをマネージャーにすばやく提供
従業員に自己啓発の意欲を持たせる
イノベーションと長期的な戦略的ビジネス目標をサポート
Learning Planning & Management CoordinatorであるJorge Rojas Aldana氏は、『私たちは、感情を通じてつながりを持ちたかったのです。私たちは、リスキリングとアップスキリングの重要性について、多くのメッセージを送りました。その根底にあるのは、「もしあなたが自分の仕事を愛し、この会社を愛しているならば、ここにいてもいい。でも、取り残されないように」でした。』と述べています。
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Ecopetrol社がどのように学習とビジネス目標を一致させたかについては、ケーススタディをダウンロードしてください。
また、貴社組織でどのように学習戦略を進めることができるか、お問い合わせください。
By Tom Schultz, August 24, 2022
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